家主の旅行記

北海道JT三昧★ドッキリ三昧
第4章 ニセコEXP〜北斗星2号

第1章 渡道〜ドッキリ1・2
第2章 クリスタルEXP〜ドッキリ3
第3章 オホーツク流氷号で流氷見物
第4章 ニセコEXP〜北斗星2号
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ニセコエクスプレス 前展望はこんな感じ

2月25日(火)
今日が北海道最終日の予定。名残惜しいが仕方がない。今日は最終目的の「ニセコエクスプレス」に乗車する。起きたのが少々遅かったため、急いで支度をして、札幌駅に向かう。最終日なので荷物を持っての移動はやはり大変である。駅のコインロッカーに荷物を預けて、朝食の駅弁と飲み物を購入し列車に乗り込む。隣のホームには昨日乗車した「オホーツク流氷号」が停車している。今日は関東在住の常連さんが乗車しているはずなのだが、会いに行っている時間がないのが残念。あちらの列車が一足先に出発していきました。私は、先頭の自由席に乗車します。運良く展望席をGETすることができました。この列車の自由席はサラリーマン、OL風の方が多数乗車しています。車内検札で多くの方が小樽までの特急券を購入しているようでした。通勤の足に使っているようですね、リゾート列車で通勤なんて羨ましいです。札幌を発車したときは、曇りでしたが、小樽に近づくにつれて雪が降ってきました。リゾート列車なので停車駅の度に沿線の案内放送が入ります。11月のSLニセコのときもそうでしたが、旅行者にとっては嬉しい演出です。山を越えると晴れ間も見えてきました。羊蹄山の美しい姿を間近にみながら列車は終点ニセコに到着です。

羊蹄山を望む 車内はこんな感じ
ニセコ駅は雪が深い 札幌名物「えぞ賞味」弁当

停車時間が余りなくすぐの折り返しとなっていますので、駅舎の外に出る余裕はありませんでした。写真を数枚取って、再び列車に乗り込みます。今度は、展望席が指定席になっていますので、GETすることはできませんでした。展望席でなければどこでも同じ(笑)と言うわけで、すいている自由席に座ることにします。静かな車内で、この後の予定をどうするか考えます。北斗星2号の切符は持っていますが、もう1日延泊したいな〜と考えました。取り敢えず、小樽で昼過ぎまで観光して、その後「スーパーおおぞら」で釧路入り、翌日の飛行機で帰京、という案を実行しようと心に決めます。しかしそんなにうまくはいかないのでした(泣)。小樽手前で吹雪いてきました。やばいかな?と思っていると、小樽駅停車時には雪が横に降っているのが見えます。小樽観光案は没となりました(笑)。仕方なくそのまま札幌まで乗車、不幸は続く物で今度は仕事の電話。電波の状態が悪いので札幌駅到着後かけ直すと、明日の午後からの仕事が入ってしまいました。これで延泊の釧路案も没と相成りました。まあ、緊急強制帰京にならなかったのが救いでしょうか?(爆)。札幌に戻ったもののどこか観光にまわるのにも中途半端な時間なので、新千歳空港に土産物の物色と飛行機見学、それにSWAのUシート乗車のおまけをつけて(笑)、行ってみることにします。SWAのUシートは噂通りの乗り心地です。まさに乗り得列車といえるでしょう。小樽〜新千歳空港の721系のUシートと比べても1段上をいっています。このシートに座っていると35分はあっと言う間です。空港では土産物屋を物色してから、飛行機を見に行きます。冬季は展望デッキは閉鎖されていて入ることは出来ませんでした。やはり北海道の冬はすごいのでしょう。離着陸を見ているうちに、みるみる吹雪いてきましたので、ここも退散することにして、空港内をぶらついて時間をつぶします。考えてみると、空港内をゆっくり見て回ったことがなかったので良い機会でした。帰りの時間になりましたので、駅に戻ります。帰りも意図的にSWAのUシートを選択してあります(笑)。

北斗星2号で帰る 函館まで牽引のDD51

札幌に戻り、エスタの地下食品街で今夜の夕食を買い込んで、ホームに上がります。ほどなくして列車の入線、今夜のお宿5号車のソロ個室に乗り込みます。ドッキリもなく列車は札幌駅を後にしました。まずはシャワーカードをGET、駅で購入した函館ワイン白を開けて夕食にします。さざえで購入した魚系の弁当です。駅弁とは風合いが違いますが、車内で食べてもなかなか様になります。味もGOODでした。ワインが甘過ぎてこの食事には合わないかもしれません。20:30からシャワータイムです。風呂上がりはサッポロクラシックです。ほろ酔い気分で、函館到着。DD51とED79の写真を取りに走ります。ED79はドラエモン塗装でヘッドマークはありませんでした(残念)。その後は部屋で青函トンネルまで待機、時間を見計らって最後尾に移動するも先客がかぶりついています。次第に後部ガラスに雪がついて何も見えなくなってしまいました。見えなくなったのか?飽きたのか?先客さん帰宅(ラッキー)。しかし何も見えないので意味無し・・・。しばらくすると青函トンネル突入。ゴーという特有の音に変わりました。すると、後部ガラスに張り付いていた雪がするすると流れ始めました。トンネル内は温度が高いので溶け始めたようです(ラッキー)。5分もするとすべて流れ落ちてしました。しかしトンネル内は同じ景色が続くだけで単調です。取り敢えず、最深部を見届けるまで粘ることにします。吉岡海底駅を通過してしばらくすると最深部を示す、緑色のランプが確認できましました。ここから先は上り坂で、来た線路が見えなくなっていきます。結局、竜飛海底駅通過まで見届けて、部屋に戻りました。眠りについたのは青森を出てしばらくしてからになりました。翌朝のお目覚めは郡山駅に到着する手前あたりでした。郡山駅は通勤通学の客でいつもの朝と言った様子です。この列車は遅れもなく定刻にて運転しているようです。不謹慎ながらたまには遅れてもいいのにと思ったりもします(爆)。朝食は昨夜購入のおにぎりで済ませました。宇都宮辺りまでは風景も楽しみましたが、宇都宮を過ぎると都会の風景になり現実に引き戻される気がします。そして上野駅に定時到着、今回の旅もこれにて終わりとなりました。

青森まで牽引のED79 上野に到着した北斗星2号

第1章 渡道〜ドッキリ1・2
第2章 クリスタルEXP〜ドッキリ3
第3章 オホーツク流氷号で流氷見物
第4章 ニセコEXP〜北斗星2号
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