家主の旅行記

北海道JT三昧★ドッキリ三昧
第2章 クリスタルEXP〜ドッキリ第三段

第1章 渡道〜ドッキリ1・2
第2章 クリスタルEXP〜ドッキリ3
第3章 オホーツク流氷号で流氷見物
第4章 ニセコEXP〜北斗星2号
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2月23日(日)
朝7時に目が覚める、非常に眠い。今日は「トマムサホロスキーEXP」に乗るのが第一の目的なので、2度寝することにする。8時30分過ぎに再び目が覚めた。少々時間は早いが市内観光もしていないので、取り敢えずホテルを出ることにした。途中のコンビニでおにぎりを仕入れて朝食にし、定番の時計台と北海道庁を歩いて見て回る。平日の朝早くなので観光客はほとんどいないのでGOODである。冬の北海道は初めてなのだが夏とは違った風景に感動、冬もいいな〜。発車時間までまだ余裕があるが寒いので駅に向かうことにする。

言わずと知れた時計台 雪の北海道庁

駅隣の大手カメラ量販店で時間を潰してから、駅の売店で食料を調達し列車に乗り込んだ。前展望の1番A〜D席は発売済みでしたので残念ですが3番の席に座ります。車内はガラガラの状態のままで発車となりました。1番の席は鉄ちゃんらしき方々です(笑)。車掌さんが検札にきましたので、南千歳を出発後に空席に移動しても良いか訊ねると、「どうぞ!」の快いお返事をいただきました。南千歳を出るとトマムまで停車駅がないので出来る技かもしれません(笑)。南千歳までの間に「北斗星3号」とすれ違いました。DD51の重連は力強くかっこいいです。南千歳到着、スキー、スノボーを持った客がホームにあふれております。飛行機からの乗り継ぎのようです。かなりの乗車率で南千歳を出発しました。2列目の席が空席でしたので移動、少し眺めが良くなりました。やや早めですが、先程調達した駅弁で昼食にします。「女将のおすすめ弁当」なる新作の駅弁です。工夫されたおかずやご飯でおいしくいただけました。その後しばらくは外を眺めて過ごしましたが、先日オークションの落札記事がありました「アルファーコンチネンタル」は見つけることは出来ませんでした。その後、車掌さんがオレンジカードの販売に来ましたので購入します。なぜかリゾートトレイン3種類とも販売しておりました。台紙付き2枚セットで2000円です。資金があるうちにと3種類とも購入したのは言うまでもありません(笑)。新夕張を過ぎるとトンネルが多く景色を見る楽しみがないので、しばし目を休めます。トマムに到着、ほとんどの客はここでおります。その後は有名なオメガカーブを楽しみ新得到着となりました。

ニセコエクスプレス 車内はこんな感じ
温泉女将〜の駅弁 眺めは最高

新得では写真撮影などして時間を潰し、後続の「スーパーおおぞら5号」で帯広に向かいます。帯広までは約30分あっと言う間です。帯広では何をする予定もなく、ただ「スーパーおおぞら10号」で札幌に向かう常連さん4号にドッキリを仕掛けるために来たようなものです(爆)。時間がありますのでダメ元で「スーパーおおぞら10号」のグリーン車の空きを聞いてみます。「1席ありますね〜」の声に迷わず「お願いします!!!」と言ってしまいました。6320円の無駄使い?ですが、最高のドッキリになりそうです(爆)。帰りの列車まで時間がありますので、時刻表を調べて見ると、後続の「Sおおぞら7号」で池田へ行っても、「Sおおぞら10号」で折り返せることが分かりました。少しでも多くの時間をグリーン車で楽しむために行程を変更します。それでも時間がありすぎますので、市内観光でもすることにします。駅隣りのビルにある観光案内所で1時間くらいで観光可能な所を聞いてみますが、これといった所はありませんので、帯広川に飛来していると言う白鳥を見に行くことにします。歩いて30分程度だと言っておりましたが、実際には20分程で到着できました。白鳥30羽程とカモが飛来しておりました。しばらく眺めて駅に向かいます。帰りは商店街を通り六花亭本店で土産を物色して駅に戻ります。駅前で有名な某豚丼の店を発見しましたが、空腹でもないので今回はパスします。ちなみに私はあまり肉は食しません。でも本場物ですので機会がありましたら試食してみたいと思います。

新得駅 北海道の重心地だそうです
帯広駅 帯広川に飛来している白鳥と鴨

池田までは約15分なので、指定は取らずに「Sおおぞら7号」の自由席に乗り込みます。帯広で降車する人が多かったので、自由席でも座ることができました。自由席はほぼ満席です。あっと言う間に池田に到着となりました。折り返しの「Sおおぞら10号」まで駅前をブラブラつくことにしましたが、駅前にはなにもありません。遠くに「池田ワイン城」が見えます。30分ほど何もない駅前をぶらつき駅に戻ります。駅の窓口で帯広→札幌のグリーン券を見せ、「池田からに変更出来ますか?車内で車掌さんと交渉したほうがいいですか?」と聞いてみると、「値段も同じだし席も空いていると思うから車掌さんと交渉して〜」という予想通りにお返事に(笑)です。駅の売店に「池田ワイン弁当」の紙が張ってあります。今は腹が減っているわけではありませんが、札幌までには腹も減るだろうと思い購入するかどうか考えます。有名な駅弁なので食べて見たい気もしますが・・・と、しばし悩みましたが、最終的にはその下の「親子弁当」にすることにしました。売店で弁当とトカップの赤と白を注文すると、弁当は近くで作ってくれる模様、列車の時間を聞かれ、電話で注文してくれました。20分くらい余裕がないと無理なのだそうです。20数分後に出来立てほやほやのお弁当が到着しました。なんとも言えない良い香りがします。出来立ての弁当なら、もっと腹を減らしておくのだったと後悔です(爆)。

池田駅 駅から見たワイン城

列車到着の5分前になり改札が始まりました。指定席のお客さんが多いらしく、改札の駅員さんが切符を見ながら1人ずつ柱の番号で車両の位置を教えています。私の前に並んでいたお客さんはみんな改札近くの3〜5番あたりの柱と言われていましたが、私の切符を見た駅員さんは、車両編成らしき表をみて、「ん〜、14番の柱の先になります・・・」。げげっっっっ、柱の番号14番までしかないんだけど・・・、ブツブツ言いながら一人でホーム後方へと移動、到着した列車は行きの「Sおおぞら5号」の折り返しで、4両増結した10両編成でした。そして14番の柱の先に停車した車両は4号車、もっと先だったようです(爆)。仕方なく4号車の車内を抜けて3号車へ行きます。3号車の入り口で車掌さんと先程の件を交渉、「どうぞお座りください」と快いお返事をいただきました。そしてドッキリ第2段の常連さんを探しながらゆっくりと通路を進んで行きます。ん〜?いないな〜と思いながら進んでいくと居ました、後ろから2番目の席に・・・運が良いことに、私の斜め前の席です。しかし、ターゲットは爆睡していて全く気づいていません。なんか拍子抜けです。思わず切符で頭をペンペンしましたが起きてくれませんでした(核爆)。席に座り機会を待つことにします。この列車のグリーン車は噂通りの素晴らしさで、電動シートを子供みたいに色々いじくってしまいました。ドリンクサービスでは紅茶を頼みました。このアテンダントさん偶然ですが11月のSLニセコのときの方と同じ方でした。先程購入した弁当がかなりいい匂いを漂わせているので、食べることにします。しか〜し開けてビックリ、肉が豚肉でした〜。これじゃ他人弁当だよ〜、と一人で突っ込みを入れつつ(笑)、弁当を食べながらドッキリの機会を伺います。内容は実にシンプルですが甘辛く煮付けられた味付けがなんともいえない駅弁でした。帯広の手前でターゲットが目を覚ましたようなので、即座に後ろから「お目覚めですか〜?」って、小さな声を掛けて見ました。振り返った時の驚きの表情と、殺した声の「なんでいるの〜?」は、今でも忘れられません(爆)。ドッキリ大・大・大成功です。その後は、グリーン車での会話は迷惑になりますので、デッキの喫煙スペースで歓談をさせていただきました。新得からはもう一人ドッキリの仕掛け人が乗車される予定ですが、何も知らないフリをして過ごします。新得駅を発車後しばらくして登場となりました。またもやビックリしていただけたようです(爆)。その後も暫くの間3人で歓談させていただきましたが、同列車に隠密行動中の他の常連さんが乗車中とのことで最後のドッキリを仕掛けることになり、車両を移動します。この列車かなりの乗車率で、どの車両も満席です。そしてご対面〜と相成りました。おまけのドッキリも大成功で驚いていただきました。後になって考えると、なんか立ち話している時間の方が長かったようでもったいなかったような気もします。隠密行動中の常連さんは南千歳で北斗星4号に乗り継ぎされました。そして我々もあっと言う間に札幌に到着となりました。同行者がいると時間が経つのが早いです。駅で皆さんと分かれてホテルへ戻り、入浴、チャットをした後に、折角なので札幌発の夜行列車を撮影しようと再び札幌駅を訪れました。しかし夜はさらに寒さが厳しく撮影もそこそこに早々の帰還となりました。

親子弁当(今日は他人弁当) Sおおぞらのグリーン車 グリーン券

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