2005/1/15(土)00:32 - ちゃ (男)
ちゃです。こんばんは。
どこかに行きたいなぁと思い、突発的に2泊3日の旅に出ました。簡単に下調べをし、宿泊予約は当日、時刻表を持たずに出掛けました。
1月11日
網走バスターミナル⇒時計台前 中央バスドリーミントオホーツク号 網走バスターミナル発札幌駅前ターミナル行
・特急オホーツクに網走・女満別・美幌から乗った事がある方なら、時期にもよりますが北見から特に混雑することにお気付きかと思います。この高速バスも北見到着まではガラガラです。網走から2名、女満別ゼロ、美幌から1名の乗車で北見へ向かいます。北見から13名乗車。定員の半分ほどで札幌へ向かいます。天気も良く、峠道も道路改良工事が進んでいるおかげか快適に走行します。層雲峡の温泉街を少し過ぎた陸万観光センターで10分ほど休憩。夜遅いので売店営業があるか心配でしたが営業していました。飲物とお菓子を買い再びバスに乗り込みます。本州の高速バスではあまり見掛けなくなった音楽サービスも行なっており、テレビが受信できない峠道ではビデオ上映もあります。踊る大捜査線1でした。愛山上川ICから旭川紋別自動車道を走行。国道の狭いトンネルで大型車との対向に苦慮していたこともありましたが、現在は長大トンネルでショートカットしています。比布JCTからは道央自動車道を走行。深川あたりでビデオ放映も終わりテレビに切り替わりました。ゆったり3列シートで寛いでいるうちに札幌ICのETCレーンを通り一般道へ。12月から停車するようになった菊水元町7条で1名下車。雪で道幅が狭くなっていてスピードは出ませんが、定刻より10分ほど早く時計台前に到着。下車しました。
・札幌では大通公園沿いのジャイアンツ系?のホテルが安かったので泊まりました。友人と夜遊びしたので寝たのは午前4時過ぎでした・・・
1月12日
札幌⇒苫小牧 北斗14号 札幌発函館行 キハ183形6両
・お座敷車両を1両増結しています。自由席は札幌出発時はパラパラ空席がある程度、新札幌でほぼ満席となりました。私の隣は空席だったのでゆったり寛いでいると検札がありました。千歳線に乗る時の大半が快速エアポートなので北広島などの通過に違和感を感じているうちに南千歳に到着。さらに乗客が増えたので苫小牧で降りる私は席を空け3号車へ向かいました。車販基地前のジャンプシートに着席。十数年前、ハイデッカーグリーン車がまだ4列シートで、運用が北斗等に固定される前はオホーツクにもよく連結されていました。小さい頃、この売店によく焼き鳥を買いに来たのを思い出しました。当時はまだ日本食堂(または日食北海道)だったと記憶しています。温蔵庫から出してきた焼き鳥はほんのり暖かく、駅弁と一緒に美味しく食べた思い出があります。思い出に耽っているうちに間もなく苫小牧の放送。客室乗務員のお見送りのもと下車しました。
苫小牧⇒浦河 普通 苫小牧発様似行 キハ40形2両(鵡川から単行)ワンマン ドアチャイム付
・青森地方大雪の影響で遅れていた北斗星3号を横目に2両で入線。ほとんどの人が前の車両に乗ったので、静内で切り離しでもあるのかな?と思いつつ空いてる後ろの車両に乗りました。程なくして車内放送があり「後ろ1両は途中の鵡川で切り離しを致します」・・・・静内どころか30分後の鵡川で切り離しとはやられました!日高線は前面・側面とも行先表示がなくこういう時は不便です。この旅レポを書きながら時刻表を見てみると、折り返し鵡川発苫小牧行の運用のようです。少し遅れて出発。新日本海フェリーが発着する苫小牧東港から徒歩40分の浜厚真を通り、鵡川到着3分前の肉声放送で再び切り離しの案内。前の車両に移りましたが、席は空いていないので鵡川到着までデッキに立っていました。7分停車の鵡川ではあまり下車する人はなく、辛うじて車端のロングシートに座れました。切り離し作業が始まる直前にバタバタ前の車両に移動する人もいました。鵡川から先は日高線未乗区間です。沿線の町の代表駅の放送では町のアピールをしていました。ししゃも漁の町、有名競走馬産地の町などなど。路線バスのように「○○へお越しの方は次の●●駅が便利です」といった案内もあります。カーブの多い海沿いを走るのであまりスピードは上がりません。途中駅での下車はあまりなかったですが、乗車はけっこうあり立ち客が出るほどとなりました。静内に到着。7割方下車していきました。29分間停車するので外に出て煙草を吸ったり観光案内看板を見て過ごしました。静内からの乗車客はあまりなく出発。十数分で外は真っ暗になり退屈になってきました。狭い島式ホームの無人駅・本桐で14分停車。ダイヤ設定上仕方ないのでしょうが長時間停車多いです。次の荻伏でようやく浦河町に入りました。浦河に定刻に到着。みどりの窓口もある駅なのに前のドアしか開かず???と思っていたら、16時半頃で営業終わりでした。
・行き違い設備を撤去し1線のみの浦河駅。改札内に跨線橋がありますが旧ホームではなく国道の歩道に繋がっている様子でした。有人駅で改札内を自由に行き来できるとは不思議です。入場券はないのか・・・出札業務のみで改札はやらないのか・・・日高支庁近くのホテルに泊まりました。パソコンをつけてみるもH゛が圏外でした・・・寝不足で疲れていたので20時頃から12時間くらい眠れました。
1月13日
日高支庁前⇒様似駅前 ジェイ・アール北海道バス日勝線 向別発様似営業所前行
・日高線浦河→様似にうまく列車がなくバス移動となり、未乗のまま残ってしまいました。行先表示がLEDの比較的新しい車両でした。国道を通るので、気になっていた浦河駅跨線橋を見るとやはりホームと繋がっていました。そこそこ席が埋まっていて、浦河の市街中心部でほとんど下車。その後はこまめに乗降を繰り返します。日高線末端区間は山間に入りますが、道路は海沿いです。様似駅前到着前に肉声でえりも方面接続の案内がありました。
様似駅前⇒広尾 ジェイ・アール北海道バス日勝線 様似営業所前発広尾行
・古い観光バスタイプの車両です。岩見沢市内の企業のステッカー広告が多目だったので空知線廃止時にこちらに来た車両のようです。5名程度の乗車で出発し途中乗降を繰り返します。えりも町に入り「次は、えりも駅前」との放送。「JR北海道バス えりも駅」と看板を掲げた小さな建物の前に到着。国鉄バス時代には多数あったバス駅のようです。建物の中に人がいる感じはしませんでした。無人化されたのでしょうか。えりも岬を経由し岬地区の市街から私1人に。程なくして黄金を敷き詰めるほど費用がかかったという黄金道路に入りました。この道路も改良が進んでいてトンネル工事等が盛んです。海を眺められる区間は減っていますが安全には変えられません。まだ本開通前の宇遠別トンネル手前で停車。この先はちょうど1年前の1月13日に崖崩れがあり2ヶ月以上通行止めとなった区間です。崖崩れ区間を復旧させるか、宇遠別トンネルの建設を急ぐか検討された結果、後者に決まった経緯があります。夜間は通行止めで、徒歩・自転車等の軽車両・馬車は終日通行止めです。3.2キロあまりのトンネルを片側交互通行で通す為、バスは最大20分程度遅れる場合があり列車等に接続できない場合があります。運転手さんからも「しばらく待ってね〜広尾からバスかい?」と聞かれたので「はい〜遅れは覚悟してきたので大丈夫です」と答えました。幸いにして3分程度の停車で通れました。広尾町に入り1名乗車するもすぐ降りてしまい、終点まで乗ったのは私1人。結局定刻で到着できました。
・旧国鉄広尾駅。駅舎はそのまま残っており、出札窓口はバス案内所となっています。線路はなく道路になっていますが、列車到着時刻表、国鉄バス接続時刻表などが廃止時のまま残っています。信号操作梃子や腕木式信号機も残っていました。帯広までのバスの乗車券も硬券です。
広尾⇒帯広駅前 十勝バス広尾線 広尾営業所前発帯広駅前行
・車椅子対応ワンステップバスでの運行。停留所に停車する度にシューッシュッと音を立てさらに車高を低くしています。乗降を繰り返し、途中で一旦1人になりましたがすぐ乗車してきました。帯広に近付くに連れ乗客も増えていき座席が全部埋まる程度の乗車となりました。一部国道から離れ旧駅前や市街地を経由します。縁起切符で有名な旧幸福駅は駅前には入らず国道上のバス停でしたが旧駅に車両が2両あるのを確認できました。愛国は旧駅前に入りました。高校の前を経由するため細い道に入ったり、デパートの玄関先に乗り入れたりと利便性は良いようです。普通の路線バスタイプの車両、硬い座席に2時間以上の乗車はさすがに疲れました。
・帯広では久しぶりにぱんちょうの豚丼を食べました。前回は行列ができていましたが、15時過ぎということもあって行列はなく、お客も誰もいませんでした。「華」とわかめ味噌汁を注文。とても美味しくいただきました。前回より肉の量が増えたような気がして聞いたところ気のせいでした。。。
帯広⇒池田 普通 新得発釧路行 キハ40形単行ワンマン ドアチャイム付
・帯広→北見直通に乗る予定でしたが、豚丼を食べる前に乗車券を買った旅行センターにてもらった接続時刻表を見ると、池田で乗り換えがありますが間に合う列車があったのでそれにしました。切符は帯広→網走、経由:根室線・池田・ちほく高原線・北見・石北となっています。両端のJR線運賃計算キロを通算して計算できます(JR北海道内発着の場合のみ)。ただ、帯広〜網走の場合は通算より合算の方がジュース1本分安かったりします・・・発車3分前に乗ったところ立ち客もいる混雑ぶりで後ろのデッキに立っていました。途中駅でどんどん降りていき、幕別で座れました。前日の日高線、この列車とドアチャイムが鳴るようになっていました。開くときはなりませんが閉じるときにチャイムが鳴ってからドアが閉まります。防犯カメラはなくなっていました。池田駅到着直前、ふるさと銀河線折り返しホームにぽつんと止まっている車両を確認。まだ誰も乗っていない様子でした。
池田⇒北見 ふるさと銀河線 普通 池田発北見行 CR70形単行ワンマン
・小学生の頃、ツアーでミステリー列車に乗ったことがあります。1人での参加だったので同じボックスの親子連れにお世話になりました。網走発2両、遠軽発2両で内1両がお座敷列車。車内で行先と到着時刻を当てるクイズがあり、行先(池田)、時刻(忘れました)ともズバリ当てた思い出があります。その時以来の全線走破です。「北海道新聞は、ふるさと銀河線を応援しています」と塗装された車両です。列車に行くと誰もおらず、みんな私と同じ列車から乗り継いだ人のようです。7名で出発。快速が止まる高島や勇足でも、豆製品製造工場併設の岡女堂でも乗降無く坦々と進みます。本別にて私以外の6名が下車。入れ替わりに5名乗車してきました。足寄に到着。3名降り、5名乗車してきました。この時点での8名の乗車がこの列車での最大乗車でした。上利別で1名下車。陸別で私以外全員下車。乗車は無く私1人となりました。7分停車の間に運転士交替もあり、待ち合わせた池田行に乗ってきた運転士がこの列車で折り返します。この列車の運転士は池田行で折り返しです。陸別を出るとだんだん山深くなっていきます。平均乗降人員ゼロとなった分線、川上、僅かながら乗降のある小利別と、この列車での乗降はなし。峠ではなかなかスピード上がらないようでしたが、程なくして下り坂に。網走管内へ戻ってきました。置戸では2名が乗車。置戸から先も坦々と進みます。訓子府で1名下車、1名乗車。道路に目をやると。置戸・訓子府から北見へ向かうバスがけっこうなスピードで抜いて行きました。。。日ノ出では置戸から乗車の1名が下車、1名乗車。途中で先ほどのバスを抜き返しました。北見市内に入り、北光社で日ノ出からの乗客1名が下車。10万都市の北見に2名で向かうとは寂しい限りです。池田のように銀河線折り返しホームには入らず2番ホーム跨線橋そばに到着。運転士にきっぷを見せると「網走までですね?またよろしくお願いします」と丁寧に言われました。グッズの通信販売(以前、苦労して手に入れたチョロQが売ってる・・・)、1日フリーきっぷ発売など増収に躍起です。
『 乗 っ て 残 そ う 、 ふ る さ と 銀 河 線 』
北見⇒網走 普通 留辺蘂発網走行 キハ40形単行ワンマン ドアチャイムなし
・雪の降りが激しくなってきたのを見て、去年の爆弾低気圧の影響の超暴風雪から丸1年だということに気付きました。黄金道路崖崩れと同じ日だったようです。まだ冬休み期間ですが、部活帰りの高校生で混雑していました。私は改札を出ずホームで並んでいたので難なく座れました。防犯カメラはこの車両にもなく撤去されたのでしょうか?駅に着く度に少しずつ減っていき、美幌で3名を残してみんな下車。6名が乗車してきました。女満別で7名降り、網走には3名で到着。最近網走駅改札では、改札時に乗客数を正確に把握するためかカチカチと計測する器具(よくバードウォッチングで使うやつ)を使って人員を数えています。今月始めに入場券で入場した際もカウントしていました。ダイヤ改定の際に乗客の少ない列車削減の参考にするのかなぁと思ったりしてますが真意はわかりません。特急を除くと、網走〜北見より北見〜置戸の方が列車本数多いです。
計画性のない突発旅行ではありましたが最後の網走管内を除いては天気も良く楽しめました。たまには計画性のない旅も良いものだなぁと感じた旅行でした。
では、失礼致します。
TWILIGHTさん、続編待ち焦がれてました!
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