北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
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【002035】 北斗星乗車体験記 その弐
2004/9/23(木)17:45 - 初心者 ()

兎に角景色が素晴らしい。
乗車した日は如何せん北海道は雨模様で夕陽こそ拝めなかったものの
車外に広がる自然の美しさ、列車に揺られながらゆったりと耳に出来る走行音・・・
枚挙に暇が無いくらいの色んなことに感動しておりました。

すっかり陽も落ちて丁度室蘭(東室蘭だっけ?)に着いた頃でしょうか、、
ビール&タバコだけでは自分の腹が満たされてない事に気付いた私は
札駅で購入した1300円のいくら丼に箸をつけておりました。
その時また車内放送が!
どうやら食堂車からの案内放送のようでした。
いくら丼食べてもまだ足りないだろうから後で行ったるわ!
そう思いつつ必死になってご飯を食べておりました。

満腹(?)になり、ビールも丁度3本目を開けた頃に私はハッとある事に気付きました。
今思えばよく気が付いたなーと思います。
前々より「絶対行ってやるー!」と豪語しておったあの駅の事です。。
そうです、小幌。小幌駅でございます。キングオブ秘境駅です。
この列車、小幌通過するよな?自問自答しながら地図を広げると・・・やっぱり!
もろに通過するじゃないか。これは見逃すわけにいかぬ!
大体洞爺駅を後にしたくらいから窓に張り付き始めた私、、。

悲しいかな・・・・その時トイレに行きたくなったのです。
ここまで不運なこともございません。
うおー!自分のバカ野郎!
自分を殴りながら慌ててトイレへGO。
しかしトイレの扉を開けようとしても開かない始末。
ええ?!トイレも暗証番号要るのかよ!
かなり憤りながら暗証番号を入れる所を探すも当然無い。
その時トイレの中から水を流す音が・・・。人入ってんのかよ!うお〜〜!
まるで短距離走をするかの如く、私は違う車両のトイレまで全力疾走し
無事(?)用を足し、自分の部屋へ激走したのでした。
そして再度窓に張り付き(この姿とてもじゃないけど人様に晒せない…)
小幌駅を待ち、何事も無く見届け、再びビールを飲み始めました。

今回は当然ながら見る事しか出来ませんでしたが
近々絶対小幌駅に足を踏み入れようと決意した次第です。
本当に秘境でしたね。行く価値はあると思います。


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