2003/9/3(水)21:43 - 汽車旅 (男)
管理人様、皆様、こんばんは、汽車旅です。
前回の続きです。長いですがご了承ください(笑)
高速道を順調に北上していくと、同行者が「トイレ、トイレ」と叫ぶので茶志内PAにてトイレ
休憩をすろ。用を済ませさらに北へと移動する。このあたりから、だんだん右足に力が入って
いき、地元車と同じぐらいのペースで走っていく。こんどは同乗者が「お腹すいた」と騒ぎ
だしたため、砂川SAに入り、軽くなにか食べることにする。同乗者は「フランクフルト」を買い
私は「牛串」を買う。やっぱりSAでは「串物」は欠かせない(笑)。
「牛串」を咥えながらさらに北へと向かう。深川留萌自動車道の、新しく開通した区間を走り
沼田から国道275号へ入り、北へと向かう。沼田市街ではお祭りの準備をしていたようである。
人家も少なくなり、275号を快調に飛ばしていく。
途中、道の駅ほろかない、で休憩を朱鞠内湖に到着した。しばし原生林にかこまれた湖をながめ
た。水量が少ないようである。
さらに車を進め、道道729で風連にぬけ、国道40号を名寄へと向かう。名寄市内に入り、あらか
じめ、目を付けていた回転寿司屋に到着、お昼にする。たらばやずわいの握りをはじめ、いろいろ
食べ、2人で25皿を食べてしまった(^^;;;。
店を出て、道道252を通り、智恵文のひまわり畑へと向かう。案内板に従っていくと、広大なひまわ
り畑が目の前に現れた。さっそく車を下り、ひまわり畑の中を散歩する。思ったよりひまわりの
背が低い。満開と言いたいところだが、花が終わり始めている。それでも広大な黄色と緑のコント
ラストに感動と満足し、ひまわり畑を後にする。
道道252から49に入り、仁宇布へと向かう。途中から、道路の左側をトロッコが走る姿が見える。
当初の予定より20分ほど早く仁宇布に到着し、早速入国審査を受ける(笑)。審査官は「相乗りで
2階建てなら、すぐ乗れますよ、個別に乗るなら1時間30分待ちです」と言う。2階建て好きの私は
迷わず「すぐ乗ります」と言い、入国料を支払う。
相乗りされる方と相談し、私が先に運転することになる。相手方は5人、私達は2人である。相手方
は全員2階に乗り込んだため、2階のほうが重いようである。飛ばしすぎて転倒しても困るので、安全
運転で走る。
終点で、方向転換し、今度は私達が2階に乗り込む。さすが2階建て、眺めがいい。十分景色を
堪能していると、あっというまに到着してしまった。下車し相手方に挨拶をすると、すぐ事務所に駆け込み
もう1回乗ることを告げる。今度は6号車をリクエストしてみる。40分待ちだという。
待ち時間に枕木の数でも数えようかと思ったが、退屈なのでやめにし、「コイブ」で羊乳のソフト
クリームを食べる。非常に濃い味であるが、妙な臭みなどは無い。ついでにエコレールを体験し、583系の
車内を探検し、時間を潰す。
広場に戻り、係員に「6号車が一番速いんですよね〜」と話し掛けると「6より11号車の方が速いですよ」
と言うので、11号車に変更する。
やがて乗る時間になり、11号車に乗る。行きは最後尾となるので、ゆっくりと走るつもりだったが
加速〜停車を繰り返し、前に追いつかないよう走りを堪能する。終着に着き方向転換し、今度は先頭
となる。最初の踏み切りで一旦停止したあとはアクセル全開、ジョイント音を楽しみながら、ひたすら
走り続ける。同乗者は「ひぇー、うをー」と叫んでいる。結局、アクセル全開のまま到着した(笑)。
王国を出国し、今日の宿へと向かう。羊づくしの宿である(笑)。
いよいよ、お楽しみの夕食である。羊のチーズに羊乳のグラタン、羊肉のシチューに骨付きステーキ、
おまけにジンギスカン、最後に羊乳のアイスクリームである。ジンギスカンは「お肉はいくらでも、
おかわりしてくださいね〜」と言われたが、これだけ出されるとさすがにおかわりはできない(笑)
それでも、全て平らげてしまった。
朝が早かったためか、食後早々に眠りにつき、翌朝はAM5時頃目覚めてしまった。宿の外を散歩してみる。
雄大な景色に感動してしまう。ああ、北海道にいるんだなあ、という感じである。
朝食は、羊肉のソーセージにスクランブルエッグ、サラダ、羊乳、である。どれもおいしくいただきました。
しかし、庭に羊が居なくて良かった。
朝食後、宿の方について行き、子羊へのミルクやりと乳絞りの体験をさせてもらう。
その後、車に乗り込みオホーツク海を目指す。歌志内を抜け、枝幸で旧北見枝幸駅前の駅前食堂を眺め
国道238を北上する。クッチャロ湖でしばしの休憩、湖畔から多数の魚が泳いでいるのがよく見える。
クッチャロ湖を後にし、日本のてっぺんを目指す。ひたすら北上を続け、やがて大岬の街が見えてくると
てっぺんまであと僅かである。
てっぺんに到着し、まずは、レストハウスで昼食である。私は、宗谷牛の焼肉セットに牛タン、うにぎりを
食べる。同乗者は、毛蟹汁を黙々と食べる。この肉も旨い。鉄板にバターを溶かしその上で焼く。
牛タンのバター焼きは初めてだったが、けっこういける。
食事を終え、景色を堪能する。ここの丘からの眺めはいつ来てもいい眺めである。今日はあいにく樺太
は見えない。
しばし、てっぺんで遊んだあと、稚内市街へと車を進めるのであった。
いや〜、日本のてっぺんはいつ来てもいいですね〜。宗谷牛、初めて食べましたが、旨かったです。
続きは次回ということで。
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