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【001020】 初の北斗星ロイヤルの旅(その2)
2003/1/31(金)19:32 - 特急北斗星まりも ()

 皆様こんばんは。

 さて「初の北斗星ロイヤルの旅」の2回目でございます。

[補足]
 1月22日上野発北斗星1号の編成は、次のとおりです。

↑札幌
牽     EF81−78
荷 電源車 カニ  24−501
J Bコン オハネフ25−  8
I SA1・B2 オロハネ25−553
H SA1・B1 オロハネ25−556(9号車1番ロイヤル乗車!)
G A 2 オロネ 25−501  
F 食堂車 スシ  24−502
E B 1 オハネ 25−502
D B 1 オハネ 25−552
C B 2 オハネ 25−566
B B 2 オハネ 25−564
A B 2 オハネ 25−561
@ Bコン オハネフ25−  2

※EF81は上野〜青森間。
 青森〜函館間はED79−??(1号車側)
 函館〜札幌間はDD51−1068&DD51−1095(電源車側)

[第3章]1月23・24日
 北斗星1号の到着した札幌駅。北海道内に入ってからというもの、とても青空が素
晴らしかった。札幌駅を出て、13年ぶりに時計台を訪れる。ここで時計台をカメラ
に収める。
 再び札幌駅へ。ノースレインボーエクスプレスを使った「トマムサホロスキーエク
スプレス」に往復乗る予定である。10時59分、札幌駅を出発。新得へ向かう。札
幌からの乗客は…おそらく僕だけではないだろうか。いたとしても5両の中に2〜3
人くらいか?と思ったら、南千歳から大量に客が乗ってきた!明らかに新千歳空港か
らの乗客である。車内はとてもにぎやかだった。トマムに到着。一気に客が降り、再
び1編成内に客が4〜5人くらいとなる。新得には13時18分着。ちなみに車内の
様子は、10月で引退したトマムサホロエクスプレスを彷彿とさせるものだった。ハ
イデッカー車両、天窓、椅子の座りやすさ、そして最後方の展望窓からの眺め。何も
かもがトマサホの生き写しであるかの様だった。
 新得駅を出てすぐの町営銭湯で湯につかった。前日の北斗星1号では風邪がひどく
ロイヤルのシャワーを全く使えなかったので、久々の風呂である。いい湯だった。
 再び新得駅に戻る。上りのトマムサホロスキーエクスプレスに乗る。14時45分
発車。出発時は客は私くらいのようだったが、トマムで再び客が大量に乗り込む。南
千歳でほとんどが下車。終点の札幌まで行ったのは結局私くらいのものか。17時1
1分、札幌駅到着。時間調整のためスーパーおおぞら9号で再び新得へ。新得で各駅
停車に乗り換え十勝清水へ。ここでスーパーとかち12号を迎え撃つ。これに乗って
再び札幌を目指す。21時39分札幌着。22時25分発のオホーツク9号に乗る。
北海道フリーきっぷを活用し、2段B寝台の下段を利用。ここでできるだけの風邪の
完治をめざすべく体中にシップを貼りまくり就寝。6時15分網走に到着。

[第4章]1月24日・25日
 早朝の網走駅、周囲はまだ暗いが吹雪いていた。網走から川湯温泉を目指す。川湯
温泉での目的は、駅構内の食堂「オーチャードグラス」でランチを堪能することと駅
前の「つつじの湯」に入ることである。ひとまず網走から知床斜里へ向かい、ここで
折り返して海に最も近い駅・北浜で下車する。
 北浜駅に着いたのは8時前。ここで降りたのは、私だけ。しかも周囲はすさまじく
吹雪きまくっていた。とにかく寒い!待合室には猫がいた。しかもちゃんと小屋やご
飯が用意されている。猫は小屋の中で丸くなっていた。待合室の中は、来訪者の名刺
や彼らの残していったきっぷで埋め尽くされていた。僕も不要のきっぷを来訪の記念
に貼り付けておいた。この駅には夏になったらもう一度来てみたいと思う。この駅に
ついてから1時間ほどして網走行の列車がやってきた。これに乗り、再び網走駅へ。
このあと、快速しれとこで再び釧路方面を目指す。
 知床斜里に近づくにつれ、流氷の姿が目立つようになる。すごい眺めだ。列車は吹
雪の中を疾走。11時36分に川湯温泉駅に到着。一旦外に出て駅舎を撮影。吹雪が
すごい。駅舎内に戻り、「オーチャードグラス」へ。ここでビーフシチューを注文。
サラダとライスとコーヒー付きである。シチューそのものも素晴らしい味であるが、
肉もとても柔らかい。わざわざ来て食べた甲斐があった。
 14時16分、この駅始発の列車に乗って釧路へ向かう。川湯温泉から摩周の間は
かなりの急勾配が続く。また、相変わらず周囲は吹雪いていた。釧路湿原に近づいて
くるにつれ、鹿が線路敷を横切るために警笛や減速、停車を繰り返す。冬の釧路川は、
凍てついていた。釧路到着は15時47分。札幌行の特急の発車まで時間があるので
厚岸まで足を伸ばすことに。16時14分、根室行の列車が発車。既に周囲は暗くな
り始めていた。厚岸着が17時03分。一旦改札を出て、入場券を購入。釧路行の列
車がやってきた。17時17分、厚岸駅を発車。18時05分に釧路駅到着。
 この後はスーパーおおぞら12号で札幌に向かい、特急まりもで再び釧路に戻るつ
もりである。18時42分、スーパーおおぞら12号は釧路駅を発車。途中、強風の
影響で10分ほど遅れて22時42分に札幌駅に到着。駅構内で明朝の食料を調達し、
特急まりもに乗り込む。23時ちょうどに札幌駅を発車。いまだ治りきっていない風
邪を一刻も早く直すべく、早めに寝る。翌朝5時50分に釧路駅に到着。


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