北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
前の記事へ] [次の記事へ] [記事一覧へ戻る] [TOPへ
【002268】 北斗星1号に初乗車!
2005/4/10(日)01:24 - liliuokalani-aloha ()

突然、休暇が取れることになり、
4/6に憧れの寝台列車【北斗星1号】に初乗車!
上野から札幌までの列車の旅を満喫しました。

北斗星号の中でもプラチナチケットと言われる
【A寝台1人用個室ロイヤル】が予約できるか不安でしたが、
時期的に空いていたようで、2日前の予約でも
キープすることができました。

まず、北斗星号(JR北海道車両)に乗車して最初に感じたのは、
思ったよりも圧迫感がないと感じました。
4畳弱ぐらいの白を基調としたスペースには、
シャワー、トイレ、洗面台、小型液晶TV、BGM装置、
クローゼット、ベッド、サイドテーブル、チェアに
他のクラスよりも倍以上ある車窓などなど
考えてみると、これらが移動している列車内で
自分ひとりだけの専有スペースだと思うと、
すごーく贅沢で、うれしくなりました。

列車は定刻に発車。
すぐにサービスクルーが、ウェルカムドリンクとて、
ミニバーセット(氷、ハーフボトルワイン、ミニチュアサイズのウイスキー、
ミネラルウォーター、缶入りお茶)を個室まで持ってきてくれました。
これとは別に、お茶のペットボトルを2本を買い込んで持参しましたが、
個室内が思ったよりも乾燥したいたので、結局全部飲んでしまいました。

「タバコのニオイが染み付いている車両もある」と
聞いていたので心配でした。幸いにも個室内には超音波空気清浄器が
内蔵されていたので、フルに使用。おかげでこの部分も比較的快適に
過ごすことができました。

食堂車の予約は、3日前で締め切っていたため
食事の予約ができませんでした。
そのためパブタイム(21時以降)に食堂車を利用。
食堂車は空いていて、
ところどころに、ひとり旅の方が座っていました。

私はビーフシチューセット2500円を注文しました。
雰囲気やサービスはグーですが、
味はブーでした(笑)。これも良い思いでです。

個室内に戻り、シャワーを浴びました。シャワーの出る時間10分間です。
が、個室のシャワーはリセットすれば何度でも使用でき、いつでもOK。
誰に気を遣うこともなく利用できるのが最大の魅力です!!

テレビは同じ映画が繰り返されているだけなので、
窓の外の風景を楽しみにしていたのですが、
田舎や山間部を通るので街の灯りが少なく、
ほとんどあたりは真っ暗でした。

乗車時点でベッドメイクはされていたので、
布団や枕をクッション代わりにゴロゴロしたり、
チェアに座って友人に手紙を書いたり、
気ままに過ごしていましたが、眠気を感じたので、
24時には就寝。しかし、横になると想像以上の揺れ。
外側から通路側に枕の位置を変えたりしましたが、
なかなか寝付けませんでした。
お酒はあまり飲めないのですが、こういう時こそ
アルコールの力を借りておくべきでした。
そのためのミニバーなのかもしれません。。。

翌朝、ようやく体が列車の揺れに慣れて、
寝付いた頃に、モーニングコーヒーのルームサービスが。

ちょうど長万部を通過した時、カーテンを開けたら外は雨・・・
かなりの残雪もあって、個室内の温度も寒く感じました。

朝食は予約なしでダイニングカーでとることができます。が、
私はパンなど持ち込んでいたので、個室のテーブルで
風景を楽しみながら、ダラダラと朝食を食べていました。
朝食を終え、2時間弱で札幌に到着。
幸いにも雨が止んだので、小樽へ向かうことにしました。
小樽駅で下車して、駅員さんのいる窓口へ。
乗車券や寝台券を渡したところ
駅員さんに「ロイヤル、良く取れましたね!」と言われました。
やはりプラチナチケットなのだと実感。
本当にラッキーなことのなのですね。

今回初めて寝台列車に乗車しましたが、
プライバシーがしっかり確保された快適な空間でリラックスできました。
飛行機のビジネスクラスよりも移動の疲れは感じませんでした。
また機会があれば、ぜひ乗車したいと思います。
今度はカシオペアデラックスもしくはスイート、
トワイライトエクスプレスもいいですね!!
交通機関は便利になりましたが、
たまには、長い時間を掛けて旅することを
女性にもオススメしたいです。

最後に、同サイト管理人さん、皆様へ。
このサイトのお陰で初心者の私でも
北斗星の良さを満喫することができました。
さまざまな情報を入手することができ、
本当に助かり、そして役立ちました。
これからもますますのご発展を
期待していております。頑張ってください。
それでは、ありがとうございました。


前の記事へ] [次の記事へ] [記事一覧へ戻る] [TOPへ