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【001860】 TalgoNight Elipsos ホアン=ミロ号乗車記
2004/5/7(金)08:35 - とらん・ぶるぅ☆ ()

皆様、こんばんわ。ただいま、ヨーロッパ旅行中です。

パリから、TGVにてチューリヒ入りしたところですが、
バルセロナからパリまで、TalgoNight(ELIPSOS)ホアン=ミロ号に
乗車しましたので、簡単にではあるのですが、投稿します。。
TalgoNightは日本で購入したチケットではそのまま乗車できないようで、
いったん窓口でチケットを交換して乗り込みます。飛行機のような感じです。

ホームで後ろから前にかけて歩いてみたのですが、どのクラスも客が多く見られます。
列車のドアの前にはキャビンスチュワードがおり、
部屋に行ったらすぐにダイニングカーへ行くようにとの話が。
言われるがままに食事に行ってきたのですが、出発後にベッドメーキングをするのですね。

部屋はグランクラス、あけぼののシングルDXを少し広くして、
トイレとシャワーがついたような感じです。
このグランクラスには夕食と朝食が料金込なのですが、
料理の内容も1コースなどではなく、いくつも種類がありその中から選べます。
料理の話も入れると、長くなりますので、また別の機会に。

さて、スペイン独自のTalgoですが、轍を踏む音が1軸台車だけに独特です。
連接車なので、連結器の衝撃こそありませんが、
区間によっては、跳ね上がるような揺れが結構あります。

食事が終わって、部屋に戻ってくるとFigures駅に入線、
ところが少し動いたあと、暫く止まっていたのですが、人身事故だそうです。
定刻22:47のところ、2時間弱遅れの0:35ごろ動き始めました。
国境の駅ポートボーには1時頃に到着。ここで軌間変更を行います。
ゆっくりと動き始め、明かりのついた小屋のなかへ侵入し、
キーとくぐもった金属音が終わると、軌間変更作業も終了です。

朝食は6:00から営業開始で、内容はコンチネンタル式です。
8時前に行ったのですが、人が集まり出したのは8時過ぎくらいで、
特に相席もありませんでした。
フランスに入ってからは直線を走り、大きな揺れはあまりなくなりました。
穀倉地帯や牧場の広がり、地平線が延々と続くなかを、疾走します。
通過する街並みは古風な建物を残しているところが多く、情緒たっぷりです。

パリ=オルステリッツ駅には定刻よりも25分遅れの9:30に到着。
16:44パリ=リヨン駅発のチューリヒ行きTGVの時間まで市内観光しました。
明日は、シティナイトラインに乗車予定です。


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