北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
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【001628】 旅レポ 最北地からの旅
2003/10/15(水)21:26 - 電池屋 ()

 ホテルでぐっすり寝てしまい、起きたのは8時ちょっと前。
 慌てて、着替え、顔を洗って、ホテルを後にする。駅まで1
0分と割と近かったが、朝飯など購入しているとぎりぎりなん
で、てっとり早く買い物だけして、列車に飛び乗る。
 席についてほっとすると、スーパー宗谷は静かに札幌駅を後
にする。座席は喫煙席、札幌を出る時には、A列側はほぼ埋ま
っており、反対にD側は自分ともう一人が座っているだけで、
何とも寂しい限りであった。旭川までの間に食事を済ませ、後
はずーっと、車窓を眺めていた。士別で上り6両編成の「スー
パー宗谷2号」と入れ違い、稚内に近付くにつれ、雲行きが怪
しくなり、やがて窓に水滴が着くようになった。定刻に稚内に
到着。対岸に止まっている「サロベツ」を横目に、改札を抜け
る。観光案内所で旅館ホテルの情報を得て、旅館に電話を入れ
ると、すんなり取れる。道内最後まで無事布団を確保した瞬間
である。寝床を確保したら、帰りの足の確保をしないと。窓口
で問い合わせてみる。「指定列車のG車は満席です」と言われ
、ショックを隠せません。「指定列車の普通指定は?」「あり
ます」「ではお願いします」で、出て来たのは、予定日の4号
の席を発券され、「これ違いますよ」とかあって、無事目的の
列車の指定席を発券してもらった。移動だけだったが長時間の
移動は疲れるもので、旅館に行き、軽く昼寝。夕飯もしっかり
頂き夢の中へ。

 翌日は、稚内公園、稚内港、宗谷岬、宗谷丘陵、稚内空港、
大沼、稚内温泉と、徒歩とレンタカーを回り、宿へともどり、
お休み。

 最終日の朝6時半に起床。食事を済ませ、駅まで向かう。
 6両編成で入線したスーパー宗谷2号の喫煙席は、3割ほど
埋まっており、「これだったらG車でもいけるんじゃ?」と思
ったが、それも束の間。止まる駅ごとに人が増し、士別で喫煙
席車両は満席になる。各車両にもごっそりと乗り込んでくる様
子。
 稚内を出発した列車の車窓から見える風景は、紅葉を始めて
時間の経った山間が見えてくる。濃緑、淡緑、黄、赤と見事に
色分けされた山々が続く。しっかり風景を目に焼き付け、列車
は、旭川で延着列車の接続待ちをし、約5分の遅れで札幌に到
着する。
 小銭を用意し駅構内のコインロッカーを探すも、全部埋まっ
ている。重たい荷物を背負ったまま小樽へと向かう。小樽でも
探そうとしたが、滞在時間も多く取れないので、そのまま担い
だまま、運河沿いを探索。余りの観光客の多さにげんなりしつ
つも、16時くらいまでうろつく。買い物を済ませ、札幌へ戻
る。夕飯と飲み物や小物の仕入れを出発を待つ。

 定刻に入線した「北斗星4号」のソロに荷物を降ろし、出発
の時を待つ。15時間45分、この旅を締めくくる列車になる
はずだった、北斗星4号は定刻19時27分に札幌駅を後にし
た。
 ソロの上段は、立つと私の背丈では、きちんと直立出来ず、
首を曲げて着替える程、高さは低かった。列車は南千歳、苫小
牧と順調に進んでいく。真っ暗な車窓を眺めていたが、流石に
面白味がなかったので、旅レポの続きを書きながら、函館に到
着。暗闇の中、機関車の写真を数枚取り、自分の部屋へと戻り
就寝することにする。
 おはよう放送で、目がさめる。「定刻通り、仙台に到着しま
す。」の放送があり、グランシャリオで朝食を取り、部屋へと
戻り、雨が降り続く車窓を眺めながら時間を過ごしながら、福
島に定刻に到着をする。

 今回は、ここまで。


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