北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
前の記事へ] [次の記事へ] [記事一覧へ戻る] [TOPへ
【000981】 この冬の旅行記(その2)
2003/1/7(火)14:32 - サロン・デュ・ノール ()

12月29日
3連泊した釧路を離れ,川湯温泉に移動する.
川湯温泉は交通の便が悪く,11時33分釧路発を逃すと次の列車はもう夜になってしまう.
単行の気動車に乗り釧路湿原を眺めながらのんびりと進んでいく.
茅沼駅にはちゃんとタンチョウヅルはいました.
(確か)美留和の手前で激しい警笛が鳴り,ブレーキがかかる.
昨日の花咲線でも同じようなことがあり,そのときはエゾシカが線路上にいたのだが,
今日は何と人間であった.数人が線路上を歩いている!全く何を考えているのやら.
1時過ぎには川湯温泉駅に到着し,速攻で宿泊予定の某ホテルに向かってしまった.
(後で聞いた話ではオーチャードグラスが有名なのだそうで)
チェックイン後に街中をふらつくとかすかに硫黄に匂いが漂っている.
しかしそれにしても人の影が少ない.
夕食時にレストランに行くと,何と宿泊客は8名だけとわかった(400人収容可なのだが).
夕食後に温泉に浸かると,強酸性の湯のため全身がひりひりする.
通りではイルミネーションが見えるが,あまりにも寒すぎて外に出られない.

12月30日
朝食後外に出ると,きれいな樹氷が見ることができた.
道路もガラスが落ちているかのようにきらきらと輝いていた.
今日は阿寒湖日帰り周遊バスに川湯温泉から途中乗車し,阿寒湖に向かう.
経由するのは,硫黄山・摩周湖・鶴見台・釧路湿原北斗展望台・釧路空港・和商市場・MOO.
おなじみのポイントが多いので特に感激もなかったが,摩周湖はきれいに見えた.
ちなみに硫黄山のレストハウスは年末休業中,摩周湖の方は春まで改装中とのこと.
乗客は少しずつ下車し,最後MOOから阿寒湖に向かうのはまたもや私1人(泣).
宿泊予定の某ホテル前にバスが到着すると,どこかで見た顔の方が.急行大雪さんでした.
一緒に夕食を食べて,そのあとは近くに宿泊されていたろびんさんとも合流し,
(寒い中歩かせて申し訳ありませんでした)しばらくミニOFF会となりました.

12月31日
せっかくの温泉に泊まりながら私は早めに出発する.
8時50分発の阿寒パノラマコースで美幌駅に向かう(運転手曰く,今朝はしばれる −26度だ).
このバスは摩周湖・硫黄山・砂湯などを経由し,昨日のバスとかなりダブっているのだが,
美幌峠を見たいがために乗車した.
というわけで,美幌峠以外はほとんど車中を寝て過ごしました(笑)
美幌駅からオホーツク6号で遠軽駅まで行き,遠軽からはバスで紋別に行った.
紋別は以前はバスターミナルと2件ほどのホテルとガリンコステーションがすべて離れていて
不便だったのが,バスターミナル近くに新しいホテルが出来ていた.
というわけで,このホテルで新年を迎えた.

1月1日
5時半に目を覚まし,タクシーでガリンコステーションに向かう.
わざわざ紋別に来たのはガリンコ号初日の出クルーズに乗るためだった.
大型の観光バスも2台ほど乗りつけ,ガリンコU号は満員だった.
6時半に出航し,そしていよいよ日の出の時刻の7時2分!
ああっ,水平線に雲がかかり,日の出がかすかにだけ見えただけだった.
まあ,100点満点でいえば,50点といったところでしょうか.
うねりでかなり揺れるためお雑煮のサービスはオホーツクタワーに出てということになった.
ちょっと落胆しつつ紋別を後にし,バスで遠軽駅に向かった.
遠軽からはオホーツク4号で一路札幌へ(またもや寝っぱなし).
札幌でのいつものホテルにチェックインし,時計を見ると16時.
そういえばもうすぐ北斗星ニセコスキーが来るなあと思い,
見送りに行こうか,と思ったのが物語の始まりでした(爆)

続く


前の記事へ] [次の記事へ] [記事一覧へ戻る] [TOPへ