2002/11/11(月)21:45 - 汽車旅 (男)
管理人様、皆様、こんばんは、汽車旅です。
旅レポも第8弾となりました。あと1、2回(←まだ書くのか)で終了しますのでしばしのご辛抱を。
ホテルをチェックアウトし、途中のコンビにに寄り朝食を確保、駅に向かう。駅近くで女子高生と
遭遇、昨夜の一味だ。
女:「あーー、昨日のおじさんだー」
私:「おじさんじゃないよー、これから学校?」
女:「そうだよー」
私:「一生懸命勉強して、東京の大学行きなー、楽しいよー」
女:「うん、わかったー、じゃあね、お・じ・さ・ん・」
私:「おじさんじゃないよー」
駅に着き、S北斗に乗り込む。まさか、今日は遅れないよね、北斗君。
列車は定刻に発車、ツインクルレディのお決まりの儀式を受け、落ち着いたところで喫煙コーナー
へ行く。一服していると、「ごーおおおおおー」と列車が叫び急停車、事件か・・・、席に戻ると
程なく発車、車掌氏曰く、乗用車が踏切に侵入したため停車した、6分遅れている、との事。やっ
ぱり遅れたね、北斗君。
列車は、右に左に傾きながら、先行列車を蹴散らし暴走する。ふらつきながら喫煙コーナーで再び
一服、前の席に座っている爺さんがいる。「北海道のG車は、たばこ吸う所があっていいねえ」と
話し掛けてきた。話を聞いていると、フルムーンパスを使って、気ままな旅をしているという。
この10年、北海道に通い続けているらしい。鉄、にも詳しい、特にG車とたばこの関係には非常
に詳しい。「こまち」の分煙システムから、JR○海のサービス、北斗星ディナーなど楽しい話を
聞かせてもらった。盛り上がっている間も、列車は暴走を続ける。
やがて、南千歳に定刻に到着、爺さん夫妻をデッキで見送る。「おっちゃん、飲みすぎないでねー」
「あいよーーー」と右手を上げ降りていった。この爺さん、あと50年は生きるであろう。
列車は、さらに暴走を続け、札幌には7分早く到着・・・・・するわけなく、定刻に到着した。
駅で、3日前から気になっていた駅弁「短角牛弁当」を買い、この旅最後のお楽しみ、スーパービュー
サロベツに乗り込む。席はもちろん、1号車1番A席。
定刻に発車し、早速弁当を広げる。肉がいっぱいのっている、ごはんにも肉が混ぜてある。この肉の
食感、旭川西武地下にあるラーメン屋のチャーシューにそっくり、わたし好みだ。
列車はあまりにも空いているので、席を回転させ、前の席に足を投げ出す。G車より快適??
満腹になると眠くなる、という野生の法則に従い眠ってしまう。
気が付くと和寒、む、無念、塩狩峠超えを堪能できなっかた、まっ、また乗ればいいさっ。
列車は、音威子府に進入、反対から上り、スーパービューサロベツも進入してきた。双方同時に停車、
そして、同時に動き出した。まさに神業、息の合ったコンビだ。
やがてあたりは暗くなり、さて、稚内に着いたらどうするか、ライトアップされた宗谷岬に行くか、
稚内温泉でまったりするか、どちらも、過去2回訪れたことがある。そうだ、天気に決めてもらおう。
今降っている雨がやんだら宗谷岬、やまなかったら温泉、とした。
列車は定刻に到着し、外に出る。雨は、パラリ、パラリ、ビミョーである。行き先を温泉に決定。
バスに乗り温泉へ向かう。600円払い中に入る。じっくりと温泉を堪能する。しょっぱいお湯。
つるつるの肌になり風呂から上がる。座敷でゴロゴロ、んーー最高、至福のひと時。ここは日本の
てっぺん。後ろ髪引かれる思いでバスに乗り、駅へと向かう。今日の宿、利尻へ乗り込む。
発車するも、南稚内で11分の停車、一服する。自分のベッドに入り、今回の旅を振り返る、余裕は
なく、たそがれ特急さん、試される大地さん、MR−Oさんに警告(笑)、されたように、明日、新千歳
空港駅で行われるであろう怒涛の争いに備え、早々に寝ることにした。
次回は、多分最終回です。
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