2002/11/10(日)18:00 - 汽車旅 (男)
管理人様、皆様、こんにちは、汽車旅です。
旅レポも第7弾となってしまいました。宜しくお付き合い下さい。
ホテルオホーツクで6時に目がさめる。6時15分チェックアウト、すぐ、札幌行きのオホーツク
に乗り換える。すぐ折り返し?、おまえ網走に何しに来たの?、と思われるかもしれないが、実は
最初の予定では、来年2月に流氷を見るためのロケハンを(別に、写真を撮る訳ではないが)する
ため、北浜駅や網走港に行き、オホーツク4号に乗るつもりだったが、行けるかどうか分からない
のにロケハンするより、他のことをしようと思いトンボ帰りとしたのだ。
オホーツクはすぐに発車、早速、客室乗務員に遠軽のかにめしを注文する。昨日、新得そばを食べて
から何も食べていないので腹は減っているが、かにめしのためガマンガマン。
遠軽に到着し、恒例の儀式を済ませる。前の親切なおじさん、空席のシート全ての向きを変えていた。
おじさん、ありがとう。
かにめしを受け取る、ほのかに暖かい、でも20年前より小さくなった気がする。早速フタを開け
かにめしをほおばる。長万部のかにめしに、負けず劣らずうまい。ただ長万部の方が、量が多い
けど・・・・
列車は特に変わったこともなく、定刻に札幌に到着した。
札幌で、きみっぺさんお勧めのミクニBOXを購入、実はこの旅3日目のごちパラオホーツクの車内
で、ミクニBOXを買おうとしたのだが、箱の大きさと値段があまりにもかけ離れていたので、買う
のを躊躇したのである。
私が乗ると遅れるS北斗に乗り込み、早速、ミクニBOXを食す。中身が詰まっている。シャケ、うに
ほたて、松茸まで入っている。味も最高。でも暖かいと、もっとおいしいんだろうなあ、と思った。
そうしているうちに、列車は登別に到着、1分遅れている。まあ、JRとしては誤差の範囲だろうが、
やっぱり遅れた。決して私が重いからではない。
登別で降り、駅前食堂に直行、また何か食うのか?・・・・
「すいませーん」・・・・「すいませーん」・・・・誰もいないのか?「すいませーん」
やっと人が出てきた。「洋寿司ひとつください」「今作るからちょっと待ってて」
鉄旅歴20年、噂の洋寿司を初めてGETした瞬間、思わずニヤけてしまう。
駅前からバスに乗り、登別温泉へと向かう。バスの中には、韓国人風の女性が多数、夜の温泉街を
彩る女性たちだろうか、彩るには不向きな女性も数名いたが・・・
バスを降り、早速温泉に浸かる。これで、道内有名温泉全制覇した。再びバスに乗り、駅へ戻る。
バスが駅に着くと、ちょうど緑の寝台特急が、大阪に向けて発車していった。この緑は裏道で道草
食っている間に、私が乗るS北斗に追い越されてしまう。
ホームに行くと、発車時刻になってもS北斗が来ない。程なく右の方から、列車のライトが見えて
きた。これで、私のせいで北斗が遅れる訳ではないことが、立派に証明されたので一安心。
列車は遅れを取り戻し、定刻に函館に到着、ホテルにチェックインする。今日のホテルは動かない(笑)。
荷物を降ろし、早速函館の街へと繰り出す。まず、路面電車に乗り谷地頭温泉へと向かう。
あれえー、前と建物が違うー、新しくなっており露天風呂もあるみたいだ。
さっき、登別に入ったばかりなので軽く浸かり、次の目的地、ベイエリアへ向かう。電車内で向かい
の女子高生がやかましいので、睨みつけてやったが効果なし。電車を降りて函館名物、ハセガワストア
へむかう。店員がおばちゃんであることを確認し、やきとり弁当を注文する。もちろん(大)。
なぜおばちゃんか、というと、若いバイト君だったりすると、焼き加減がいまいちの時があるからだ。
この前チャットでちゃさんと、見るなら若い人、世話になるならおばちゃん、という話をしたが、この
法則はここでも通用する。
店内のイートインコーナーでやきとり弁当と、ついでに半額になっていたパック入りの葉っぱを食べ
次の名店へと歩く、といっても隣の店だが・・・・
この店、ラッキーピエロでカウンターに並ぶと、後ろにはさっき電車にいた女子高生達が並んだ。
「チャイニーズチキンバーガーとオニオンリングと・・・・」と注文していると、女子高生が後ろから
「チャイニーズチキンバーガーはチャイキチって言うんだよー」と馬鹿にしたように言う。
私は振り返って
「東京にラッキーピエロ無いから知らなかったんだー」と言った。「東京の人ー」と驚いていた。
注文したものが出来上がるまでの間、女子高生達と会話がはずんだ。ちょっと腹立たしかったので
多少の嘘を含めて、東京情報を提供してあげた。
店を出るとき、彼女らは言った、「おじさん、またねー」・・・・お・じ・さ・ん・・・・
日頃、仕事では高齢者の方々に「若い人はいいわねー」と言われていたので、若いつもりでいたが
女子高生感覚では、もうおじさんなのかー、とがっくり肩を落とし、トボトボとホテルへ帰ったの
であった。
次回は、スーパー北斗と、スーパービューサロベツに乗ります。
北斗はまた遅れてしまうのでしょうか?
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