2001/5/3(木)16:45 - DAKARA (男)
客車列車で問題になる機関車付け替えの省力化や、機関士の人員確保などの点から既にサンライズ瀬戸&出雲が企画された時点で、かなり真剣に検討されたらしいです。いくつかの方式でシミュレーションが行われたそうですが、
・直流機器で一杯で、交直流機器を載せる余裕がない
・機器室拡大や多車両への床下分散では定員減少が避けられない
・定員がただでさえ少ないのに、交直流化で高価になると採算性が更に悪くなる
・交直流機器を搭載することによる重量増加を、今の構造では支えきれない
・交直流変換車を別に用意すると、編成重量増加で走行性能を維持できない
などの理由から見送られたようです。内部仕切りの多い構造や、連結器の強度などが問題になったようです。電動車に「ソロ」が設定されているのも苦肉の策だとか。
ですが、検討されたということは、今後技術的なブレイクスルーがあれば、将来的には出てくる可能性はありえないともいいきれないません。
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