2001/4/30(月)11:38 - MR.O (男)
カシオぺアは、今回の連休では、東京側からの利用者には、タイミングが悪い運転日になってい
ますね。やはり、毎日運転だといいですね。
今、盛岡〜八戸で新幹線の工事が行われています。開通すると、平行する東北本線は第三セクタ
−になってしまいます。これは、北斗星・カシオペアにはマイナスです。
運賃は高くなるでしょうし、JR東日本での線路走行距離が下がってしまい、東日本からすれば
収入率は低下します。
北斗星・カシオペアの場合、津軽線の中小国を境に、JR東日本とJR北海道と2社間を走りま
す。運賃は距離で分配して、車両使用料は別途清算しあいます。乗務員の人件費は、JR北海道
の車掌が青森まで乗務するので、それは時間制で、JR北海道がJR東日本へ請求します。そう
いうシステム上、自社路線での走行距離が短い列車は収入率の悪い列車になります。
東京〜九州間寝台の凋落は、もちろん利用者減が最大の理由ですが、走行路線が4社に分割され
投資がしにくい面もあると思います。通常、車両は保守の関係で、終点駅の会社が所有します。
でも、JR東日本の領域は、東京〜熱海で、投資する価値のない列車です。JR九州側も余裕も
ないし、同様なようです。
サンライズは、JR西日本とJR東海で所有してますが、素通り会社が車両所有する珍しい列車
です。西日本の要請に東海が付き合った格好で、保守は西日本が請負い、保守料を東海に請求し
ます。
さて、話が長くなりましたが、まず、私は新幹線開通までに、カシオペアの定期化を望みたいと
思っています。それは、やはり今後この路線で寝台列車が活躍していく布石になると思います。
そのためには、皆さんのご利用をお願いしたいと思います。
なんだか、JRの宣伝みたいですが・・。
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