2001/4/7(土)19:05 - とらん・ぶるぅ☆ (男)
仕事を18時に終え、土曜独特のお出かけと通勤帰りの混じった人混みの
上野駅に着くと、北斗星3号は既に13番ホームに到着していました。
編成後方から近づいていくと、列車の最後尾をバックに、
記念撮影をされている方々が、多くいらっしゃいます。
JR東日本所属の、この編成は開放型B寝台を中心に編成されていますが、
24系客車の中でも、最後期に製造された状態の良い物が
優先的に使用されているようです。とてもよく手入れされているようで、
碧い車体が美しく磨き上げられています。
私が乗車する個室車両は上野駅では前方になりますので、
前に向かって歩いていくと、前方の機関車にも、
人だかりが出来ていました。
今日の3号の先頭に立つのは、レインボー塗装機のEF81-95です。
デッキを通り抜けて車内の廊下に入ると、
小振りながらも、列車というよりはホテルのような雰囲気で、
木目調の、落ち着いた色調のインテリアです。
個室内の空調は、ちょっと熱めに設定されていたので、少し下げておきました。
部屋にはいると、向こうのホームから、高崎線の普通電車の窓越しに、
新特急が発車していくのが見えます。
ドアの外からは、お見送りの方の別れを惜しむ声と、
再会を願う声が聞こえてきます。
最近首都圏の駅は発車メロディー化されていますが、
上野駅は殆どのホームがプルルルという、発車ベルです。
すっかり暗くなった19:03分、定刻通り、動き出しました。
たったいま、上野を出発したところです。
セレナーデの車内チャイムとともに、
車掌の到着時刻を告げる声が聞こえてきます。
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