2001/4/2(月)01:44 - Winnie (女)
先日、暇つぶしで2度目にこのページを読ませていただいたときに、
魔がさし、急に指を動かして投稿をしてしまったことを
まだまだ不思議に思っているのですが、
いままで管理人さん、そして「北斗星」を愛するみなさんに
ご挨拶したことがなく、
大変申し訳なく思っております。
今日は、なんだかもう目が覚めて、現実に戻ってきたような感じです。
そして、そして、みなさんとお別れの時が来たと思います・・・。
今まで、みなさんがこのページを通じて、ご感想や、ご意見、
そして情報交換を盛んに交わされたりして、
とても和やかな雰囲気でした。
でも(わたしの勝手な推測ですが)
わたし、1人、たまたまみなさんの世界に入り込んだ
わけの分からない外国人からのちょっと変な「投稿」で、
なんとなくいままでのみなさんが作り上げてきた
和やかな雰囲気を壊してしまったような感じがありました。
そして、管理人さんにもご迷惑をかけたと思います。
もしかして、「こいつ、もう書きこまないでほしい」と
嫌われているるかもしれません。
日本語がまだ下手なわたしの投稿は長いので、
もしかして、わたしのせいで、
「今後は投稿字数が1000字を超えないこと」とか制限が
かわるかもしれません。
実はわたしは論争を起こすつもりで投稿したわけではありません。
でも、何回も経験したことがありますが、
違った国の人が集まり、そして、あるテーマについて
違った意見を交わすときには、個人個人の立場がだんだんなくなり、
結局国と国、そして、国の人と相手国の人との対決や攻防戦に
なってしまったことが結構ありました。
実は、わたしの投稿では、どこの国の方でもかかわらず、
北斗星のことに憧れて、愛して、そして機会があれば乗って
旅に出たいという気持ちを持っていらっしゃる方に、
こちらの個人的な感想を書かせていただいただけなのですが・・・。
わたしは、なんらかのご縁で日本で勉強して
日本語をすこし覚えたのですが、
あくまでも違った国で育てられてきた人間で、
物事のある部分についてはどうしても違う角度で
見てしまうところがあります。
時々、わたしは自分も反省していますが、
もしかしてどこか日本の方に受け入れられない書き方を
したせいかもしれません。
まだまだわたしが勉強しなければならないところが
いっぱいあるのだと思います。
でも、とりあえず、わたしが心配する「対決」のことを避けるように、
今日からこのページから「退場」させていただきたいと思いますが、
最近みなさんが関心を持たれるマナーのことについて、
最後の書き込みとして、個人的な感想を書かせていただきたいです。
またみなさんのご意見とはちょっと違う面もありますが、
皆さん、どうか人生のことについてまだ勉強中のわたしの
「わがままな発言」をお許しください。
実は、父はカメラマンです。
そして、小さい時のある日の出来事が
わたしの考え方に大きく影響を与えました。
わたしは小学一年生の時のある日に、
実家の小さな庭の地面に大きな野生の木耳(きくらげ)が
生えていることを発見しました。
変なものだと思い、小さな石を拾って、
ちょっといじってみたとたんに、
きくらげが急に動き始めて少し縮んでしまいました。
わたしがびっくりして、怖くて、もし、父を呼んで来たら、
きっとその私を驚かした木耳を取り除いてくれると思い、
朝起きたばかりで、コーヒーを飲んでいる父を庭まで
引っ張ってきて、見てもらいました。
そうしたら、いよいよ木耳を取り除いてくれるシーンが
見られると思い、目を大きくして見ている時に、
父が「それは命のあるものですよ。ほっときなさい。」と
一言いってから、私の手を引いて、家の中に戻りました。
「命のあるもの」という父の一言は当時幼いわたしの心に
勢いよく突き刺さり、「いじめてはいけないんだ」と反省し、
やさしさが足りなかった自分に心の痛みを感じてきました。
あれ以来、木や花や草などを見るたびに、
「命のあるもの」といつも思い浮かべて、
ずっと人間扱いをしてきています。
ところで、このページで知ったのですが、
「カメラマンの勝手な行動」について嫌いな方が
結構いらっしゃるようですね。
みなさんの怒りから、北斗星を愛するお気持ち、
そしてプライバシーが侵害されたりするようなお気持ちは
よくわかりますが、
そして、管理人さんのほうでも、どうやら同じような体験を
なされたことがあるらしいことと、
みんなさんがいやな思いを2度となされないように、
いつか「撮影禁止」が決定されそうな傾向がなんとなく感じられ、
わたしもだんだん緊張してきました。
昨日、 [751]五目飯さんのご意見も読ませていただきました。
まさにおっしゃる通りですね。わたしも同感です。
そして、写真を撮るために、国立公園の木を切ったり、
人のものそして公共施設を壊したりすることは、
やりすぎではなく、マナーではなくて、
人間として、してはいけないことだと思います。
そんなことをするカメラマンたちは、もしかして、
「木も命あるもの」と気付いていないかもしれませんね。
そして、父が私に教えたことのように、
お国のどなたかが、方法を考え、
それらのカメラマンに教えて
「命を尊重すること」を心から納得してもらえば、
写真のために不法伐採や破壊をすることがなくなるかもしれません。
でも、マナーって、いけないこととはまた違って、
一部の人がある状況や場合に対応する決まったやり方を
作り出して、さらにそれを他人にも正しいと思わせて
守ってもらいたいことだと思います。
そして、わたしたちがいろいろなマナーを学んで、
「とにかく、守ったら問題ない」と必死に守った結果、
人間の気持ちをだんだん考えなくなってしまいました。
みなさんはきっとカメラマンに「乗車客」の気持ちに対して
気配りをしてほしいと考えていらっしゃるでしょう。
でも、わたしたちはそういう嫌われるカメラマンたち、
そして勝手に乗客の部屋に入る人の気持ちを考えたことが
あるのでしょうか。
「泥棒っぽい」カメラマンたちがその行動を起こすときの気持ち、
そして旅行をしている人の気持をまだ推察していないときに、
「乗車客の気持ちをわかってほしい」と言い出したら、
それらのカメラマンと同じレベルの人間に
なってしまうのではと思いますが・・・。
そのカメラマンたちは1人1人どういう目的で
写真を撮っているか1人1人インタービューしないと
本当の理由はわからないと思います。
でも、列車に乗り込んで、勝手に部屋に入りこんで
写真を撮ることまでやることから、
カメラマンたちの気持ちを推察すると、
カシオペアや北斗星のことが嫌いで写真を
撮っているのではなく、
好きで憧れていてたまらなくなったことだからこそ、
写真を撮っているのではと思っています。
そして、わたしは幸運にもロイヤルに乗れました。
しかし、北斗星に憧れても乗れない方が
まだまだいっぱいいらっしゃると思います。
もしかしたら、みなさんに嫌われている
「マナー知らずの乗車客の気配を配っていない」
カメラマンたちもロイヤルに乗りたくても乗れない
人たちかもしれません。
もし、わたしが乗車する日に私の泊まる予定の
ロイヤルルームのドアの前に
1人の方が耳を当てて中の様子を伺っている
「泥棒」っぽい姿をちょうど見てしまったら、
きっとその方に何をしたいのか聞いてみますね。
「写真を撮りたいだけです。」と答えてきましたら、
「泥棒のように見えたけれど、実は私の勘違いだった」と
分かった以上、逆にこちらからその方に謝り、
そして「どうぞ、どうぞ、
満足いくまでいっぱい撮ってください。」と返事して、
ドアを開けて、部屋まで案内すると思います。
もし、その時、わたしがムッとした顔で、
写真を撮りたい人に
「写真を撮りたいなら、自分でチケットを買ってください」と
一言で冷たく言ってたら、きっと、
私の顔とその一言をその人の記憶に永遠に刻み込み、
更に、その方の考え方を大きく変えてしまう恐れもあるでしょう。
わたしは初めて北斗星に乗ったときに、
すぐロイヤルルームが取れました。
チケットを手に持ってはいますが、
わたしはちっともその部屋の持ち主と思わず、
ただ運良く1晩「北斗星」のゲストとして、
その部屋に泊まらせていただいた平凡な外国人です。
幸せという感動以外には、なにもありません。
厳しい寒さの夜に「ロイヤル」の暖かい雰囲気に包まれて
遠〜い遠〜い昔の時代に戻ったような夢を見て
眠っているわたしは、
心まで暖かくなってきました。
「暖かい心の持ち主になりなさい」となんだか「ロイヤル」が
囁いてくれたようでした。
ここまで書いて、涙がまたボロボロ出てきました。
2月4日に北斗星に乗れて雪祭りに行けることを
国の友達、知合いたちが知っていて、
「わたしたちが一生行けチャンスがないかもしれません。
必ず北斗星の写真をたくさん撮ってきて、見せてくださいね。」と
私が国を出発する前にお願いされました。
わたしもそれで写真を必死に取ってきました。
そして、国に帰ってから、北斗星の写真をみなに見せましたら、
「わあー、わたしもお金貯めて、いつか乗ってみたいなぁー」と驚嘆して、
みんなにあたらしい夢を持ち始めました。
わたしは北斗星の旅から帰ってきましたが、
毎日、仕事の時間以外は、
「夜空の北斗星の光を浴びて風を切って
夢を叶うための人たちを乗せて
夢の国に向かって走っている北斗星」のことを
いつも思っています。
「北斗星」に乗れたら、夢が叶うと思われる方が
いらっしゃるでしょう。
でも、「北斗星」は乗った方によって、
違った夢の入り口を開いてくれることを今強く信じています。
今、毎晩仕事の帰りに必ず夜空を眺めています。
そうしたら、空気汚染がひどくて、普段はぼんやりしていて
星が少ない夜空に、意外なことに、
七つ星が殆ど毎晩見えます。
その七つ星に頭を向けている時に、
わたしは絶対「北斗星」からさずかった最高の旅を忘れずに、
暖かい心の持ち主になろうと精一杯頑張ります。
そして、このページでみなさんの心の声を
読ませていただけることは本当に楽しいです。
実は、わたしは皆さんのように
世の中の物事について自分の好き嫌いもたくさんあります。
でも、自分の好き嫌いをマナーまでにされたら、
ちょっと・・・って感じですが・・・。
マナーって人間が作り出したものなのです。
人間は自分が作り出した様々なマナーに縛られて、
ほんとうに楽しいのでしょうか。
北斗星の管理人さんはきっと暖かい心の持ち主だと思います。
みなさんからの「北斗星」に対する様々なご意見、ご感想、
お願い、ストーリー・・・をなんでも
聞いていらっしゃっていますよね。
そして、とんでもない1人の外国人からの書き込みまで、
読んでいらっしゃっていることを大変感謝しています。
管理人さんからみなさんのご意見を配慮された上で
なにかお決めになったことがありましたら、
わたしは必ず守ります。
ただし、1つ小さいなお願いですが、
そういう「マナー知らずのカメラマン」、
そして、旅人の気持を
暖かい目つきで見てあげてくださるように願っております。
いつか、それらの人たちも
管理人さんのような暖かい心の持ち主になれると思います。
先日の投稿で「不思議な旅」と書かせていただきましたが、
「いったいどこが不思議なのでしょうか」とみなさんが疑問を
持っていらっしゃると思いますが、
いつか、いつか、わたしが経験した「不思議な旅」の濃縮版が
できましたら、その時、また改めてご挨拶、
そして投稿させていただけます。
それでは、さようなら
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