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【001802】 水郡線でぐるっと北関東の旅(少しだけ南東北へ)
2004/2/29(日)19:45 - とらん・ぶるぅ☆ ()

こんにちわ、北関東をぐるっと、水郡線に乗ってきました。

旅の出発は上野から、スーパーひたち23号に乗車。4号車グリーン車です。
常磐線をスーパーの名に相応しい走りで快調にとばしていきました。
ちょうど今の時期は、偕楽園に臨時停車します。
偕楽園は結構混んでいましたが、梅の開き具合は7-8割くらいで、
一番の見頃にはもう少しのようです。

水戸から水郡線にのりかえました。車両はキハ110系、常陸大子駅までは2両編成。
お客さんはかなり乗っていて、2両とも立ち席が結構居り、発車間際に乗った私も当然立ち席です。
それにしてもこのクルマ、ディーゼル音は結構静かなのに運転台の
スピードメーターをみると、なかなかよく走るのですね。
乗り心地も結構ソフトで、視点が高いとちょっと実感わかないのですが。

水郡線は単線で途中駅の多くが無人駅ですが、
直線も多く、茨城県側の短い駅間でも軽快にとばしていきます。
常陸大宮で高校生が大量下車、このあたりから上り坂がちになり、
玉川村をすぎると人家も切れがちになりましたが、車内は相変わらず盛況でした。
休日のせいもあるのでしょうが、子連れの方が多いですね。

中舟生付近から川に沿って走行するようになります。
常陸大子でお客さんが大量下車、ここからは一両切り離して
ワンマン運転となり谷間を抜けて盆地に出ると、そこはもう福島県です。
谷間を上っている間は重々しく走っていましたが、
開けた区間では、田園風景の中を足取りも軽く走ります。
稲刈りの後の根の部分が整然と並び、黄土色の縞模様が続きます。
時折、山間を縫って走り、少しづつ高度を上げてきているようで、
そばを走る川もだんだん細くうねってきています。

車内が空いてきたところで、遅いお昼にしました。
今回のメインの一つ、常陸大子駅の駅弁、奥久慈しゃも弁当です(売店がないので駅で入手の場合は要予約)。
たれに漬け込まれて、焼いたシャモが歯ごたえもよく、皮まで香ばしい鶏の味がします。
卵そぼろも濃厚な味わいです。

里白石〜磐城石川を境に、ずっと上っていって居たのが、下り坂も混じるようになってきます。
道中、やや薄曇り〜晴れだったのですが、郡山へ近づくにつれ、分厚い雲がかかって見えました。
安積永盛へ近づくと、東北新幹線の高架をくぐり、東北本線へと合流。
いきなり左側を、貨物列車がすれ違い、安積永盛を出ると上り線を
いくつもポイントをわたってまたいだ後、郡山まで東北本線を快調にとばします。
郡山駅の手前で、臨時の表示をした上沼垂色の485系とすれ違い、
郡山工場を右手にみながら郡山駅へ到着。

郡山からは、なすの252号で帰京。運行終了が迫っている200系H編成です。
最後の新幹線グリーン個室になった1階席にしました。
なすのだからなのか、それとも少し日程に余裕があるせいか、まだ空部屋がありましたが、
検札に来た車掌氏によれば、3月に向かって個室の利用が多くなっているそうです。
足乗せ台が付き、姿勢が進行方向に平行なのはいいのですが、テーブルの位置が遠いのと、
シートがリクライニングしないので、主観ですが100系の方が使い勝手がよかったですね。
宇都宮をすぎたあたりから、日も暮れてきましたが、
眺めは目の前が壁の1F席には、あまり関係ないようで。(^^;


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