北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
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【001626】 旅レポ 新たなる道へ編
2003/10/14(火)20:58 - 電池屋 ()

 十分睡眠を取り、網走観光へ、と行っても行く所は、漂流館
と網走鑑別の二か所だけ。観光案内所で1日乗車券を買うこと
に。主要な場所を1時間毎にバスが回っているので、時間だけ
合わせればいいかなぁ。
 漂流館から網走鑑別の間、歩いて行って見ることにした。バ
スで5分って時刻表には書いてあったので、「すぐ着くじゃん」
歩いて行く事にする。
 この事が、『北海道を嘗めちゃいかん』と言う事を、実感す
ることとなる。
 漂流館を出てほんのちょと歩くと歩道は車道と別れ、林の中
を下って行く。時折走っている車の音は、かすかに聞こえる程
度で、自分の耳に入ってくるのは、枯れた葉や、落ちている枝
を踏み締める足音だけ。暫く歩いていると、アスファルトに爪
で削った後を発見する。ひとつでなく複数発見、大きさは大き
くない、「こんな所にも現れたんだ」と思い、その爪痕を眺め
こむ。また下り始める。坂の勢いで下る。車道と交わりさらに
下る。右手に見える風景を楽しみながら。ようやく網走鑑別に
着く、漂流館を出て一時間が過ぎていた。

 網走鑑別を見学して、バスを使って駅に戻る。釧路行の列車
を待つ間、駅を探索する。この間の地震の影響だろうか、駅正
面のレンガの一部が落ちている。良く見るとあっちこっちでレ
ンガがかけていて、何とも言えない気がした。
 時間が来て、列車の一席を確保し、ザウルスで旅レポを書き
上げて行く。気が付いた時にはかなり前に駅を出発して原生花
園を過ぎた当たりであった。海岸線を走っているので、車窓を
眺めながら祝福の一時を楽しむ。知床斜里、緑と進み、待ち合
わせのため暫く停車、一服タイムである。時間が来て出発、摩
周まで山道を楽しむが、いかんせんディーゼルに乗るのは初め
てなんで、「ガタンガタン、グォー、グァコォ」と加速する度
のあの感覚には慣れない。途中動物危険回避もあり、摩周へと
到着する。22分の停車にも慣れ、はやり一服タイム。うつら
うつらしながら目的地釧路に到着する。到着予定時間より2時
間も早く着いてしまった。
 ぐっすり寝た後、10時前駅へ向かう。「10月8日根室本
線全面開通」のポスターが駅各所に張り出されていた。スーパ
ーおおぞらと翌スーパー宗谷の指定券を取り、和商市場へ、朝
飯とも、昼飯とも言えない時間で勝手丼を楽しみ、お土産を購
入し駅へと戻る。。進行方向左手に、「くしろ湿原紅葉ノロッ
コ号」、右手には「スーパーおおぞら1号」に挟まれた「快速
列車」にお昼用のサンドイッチを持って。行きは何事も無く…
…動物回避ブレーキが一回あり根室に到着。30分程駅前を歩
いて駅に戻る。駅前の観光案内でパンフレットを貰って、帰り
の列車に乗り込む。途中、列車が出発直後、乗り遅れた人発見
した運転手は列車を止め「乗ってくの?」「はい」「じゃ早く
して」と乗るのを待ったりみたり、完全に止めたはずの列車が
ゆったりバックで動き出したりとかあって、定刻どおり釧路に
到着。5分の乗り換え時間しかなく、慌てて隣のホームに待つ
おおぞらに移る。思った以上に余裕があったので、一服して乗
りました。札幌までの間タバコが吸えないので。定刻通り出発
したおおぞらは、池田まで順調に進み、池田を出ても速度を上
げない。橋を渡っている下には、まだ工事をしている工事車両
あった。橋を過ぎてからは速度を上げた。追分までで3分遅れ
で運行していた列車は札幌に定刻に到着した。

 次に続く。


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