2003/4/8(火)23:39 - サロン・デュ・ノール (男)
今回の旅行はあまり目的もなかったのですが,
今までに乗車したことがない列車にこまめに
乗ってみようかなという程度の事でした.
2週間ほど前にトワイライトのロイヤルをゲットしましたが運悪く2号車1番.
そこで数日粘って2号車2番を取りました.
ところがSLやまぐちの指定が全然取れない.
おまけに「SLやまぐち」と入力すると駄目なようで,
「やまぐち」号の指定券と言わないと駄目なようでした.
4月2日
まずははやて7号で東京を出発しました.
グリーン車はアクティブサスペンションとのことですが,
私にはイマイチ効果の程がよく分からない.
むしろ発車時や停車時に少し衝動があるのが気にかかりました.
とはいえ,東京から八戸まで3時間弱で来てしまうのですから,
時間短縮効果は大きいですね.
それから自動改札をちゃんと通ると車掌が検札のときに切符の提示を求めませんね.
八戸で乗換えとなります.自動改札に慣れていない人が多いのか
複数の改札機で扉が閉まり戸惑っている人が見られました.
私もちょっと慌てながらスーパー白鳥7号に乗り換えました.
新型車両特有のゆっくりとした周期の長い揺れで,滑るような爽快な走りです.
八戸から三沢までの短区間だけグリーン車を利用している人がいて少し驚きました.
そうして青森からいよいよグリーン車が先頭になります.
結局青函トンネル突入時からずっとかぶりつきを占拠していましたが,
トンネル側面の蛍光灯の方向でトンネルがカーブしていることが分かり,
また最深部でずっと下りだった蛍光灯の列が平行となり徐々に
上っていく様子が見えなかなか面白かったです.
吉岡海底駅で子供連れが来たのでここを譲りました.
こうして列車は函館に着きました.
ちなみに車掌は途中でJR東日本からJR北海道に交代しましたが,
車内販売はNREの人が終点函館までずっと担当していました.
4月3日
まずはスーパー北斗3号に乗りました.
キハ281系ですが,私は何となく283系よりこちらの方が好きなのです.
轟音をたてながら力走という感じがいいですね.
ところで八雲で列車が止まってしまいました.
鷲ノ巣駅で普通列車がエンジン故障を起こしてしまい,
単線区間なのでしばらく不通とのこと.
しかし,車掌は長万部から救援列車が来ているとか適宜状況報告をしてくれたし,
18分間という比較的短時間で再開したのでさほどイライラしませんでした.
おまけに発車するとツインクルレディがお詫びとしてか,
2度目のドリンクをグリーン車客全員に持ってきてくれたのもうれしい心遣いでした.
結局遅れを取り戻すことは出来ず,それどころか札幌の近くで普通列車に
頭を抑えられてしまい,21分遅れで札幌駅に到着しました.
トワイライト発車まで2時間あるので余裕でJRタワーを見られるだろうと思っていたのが,
やや焦り始めましたが,まず札幌・博多間(智頭急行,山口線経由)の乗車券を
求めることにしました.
しかし経由路線入力に手間取り20分近くかかった上に,
最後に「入力オーバーなのであと1時間下さい」と言われてしまい,
時間がないので大阪までの切符にとどめて発券してもらいました.
そして慌ててJRタワーに行くと,待ち時間30分とのこと.
完全に嫌気が差してしまい引き返してしまいました.
そしておとなしくトワイライトエクスプレスに乗ることに.
本日の編成は第1編成.
発車してしばらくするとオリジナルグッズを部屋まで売りに来ましたが,
コテコテ大阪弁のお姉ちゃんでした.
新しいものはコースターぐらいとのことでしたが,なぜか帽子が私の目にとまりました.
尋ねてみると2,800円だが,350円追加すると自分の名前を縫い入れて後から配達してくれるということでした.
というわけで今回はこれに決定.
後で食堂車を覗いてみると珍しく女性のコックさんがいました.
本日の食堂車のスタッフはコック4人,テーブル係4名の合計8人体制でやっていました.
さて本日は2号車2番のロイヤルだったのですが,ドッキリを避けるため
旅レポ版には○号車2番とどの列車とも取れる曖昧な表現をし,
さらに19時27分の北斗星4号発車時間を狙って書き込みをしました(笑)
4月4日
6時10分,直江津到着前におはよう放送で起こされました.
ほどなく直江津に到着.まさかこんなところでドッキリに来る人は
いないだろうと思いつつ恐る恐るカーテンを少し開けると,
何と常連のX氏がホームにいるではありませんか!
しかしどうも様子がおかしい.A個室車両よりむしろ
向かいのホームにいた急行きたぐにのほうに興味があるようで,
とてもドッキリのようには見えない.しばらくして彼は後方に去っていきました.
夢でも見ていたのだろうかと不思議に思っていましたが,
あとでサロンカーにふらりと行くと何とX氏がいました.
しかし話をすると彼は私は北斗星4号に乗っていて
トワイライトでは会わないだろうと思っていたようで,
つまりドッキリではなく,偶然のバッタリだったようです.
やがて終点大阪に到着し,私はX氏と別れて9分の乗り換え時間で
スーパーはくと5号に乗りました.
この列車は半室グリーン車ですが,グリーンの利用客は私一人だけでした.
智頭急行線に入ると田舎の中を走ることになります.
この列車もキハ281系並の轟音をたてながら走っていきました.
こうして終点倉吉まで行き本日は終了しました.
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