北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
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【000983】 北斗星往復記(往編)
2003/1/7(火)16:29 - 苫小牧生まれの高校生 ()

みなさん、こんにちは。今長旅を終えて帰ってきました。
記憶が新鮮なうちにレポを書こうと思います。
今回は北斗星も含めて14日という長い旅でした。

12月25日
ついに1ヶ月楽しみにしていた北斗星に乗る日です。
上野駅には16時過ぎに着きました。
おみやげや飲み物を買って13番線に降りると、おお、ちょうど来ました!北斗星です。
急いで見送りの彼女の手を引き、先頭の撮影に行きます。
撮影組は意外にもいませんでした。まあそのぶんゆっくり撮れましたが。
他の車両の撮影を済ませて彼女と話していると、16時50分、ベルが鳴ったので、
急いで乗りこみます。
ホームで北斗星を走って追いかけながら手を振っている彼女の姿を見て、
1人で行くことを申し訳なく思いました。

今日の寝床は5号車11番ソロ、2階室です。
他の部屋を見てないのでわかりませんが、十分値段に合った部屋だと思いました。
荷物が多かったので、荷物スペースが広いのもありがたかったです。
窓からは京浜東北線が見えました。仕事帰りのおじさんがうらやましそうに
こっちを見ています。優越感に浸れました(笑)
検札が来たあと、しばらく寝ることにしました。前の夜がクリスマスイブだったので、
遅くまで遊んで疲れていたからです。起床は20時30分。

中島美嘉の「Will」で目が覚めます。通路を歩く音と揺れに悩みましたが、
寝ることはできました。すぐ食堂車に向かいます。
ちょうど札を「パブタイム」に替えるところでした。何人かいるかと思ったら、一番乗りでした。
さっそく「イタリアンハンバーグセット」を注文。
あまり味には期待していませんでしたが、どっこい、これがなかなか美味!
ハンバーグの上にチーズがのっているものでした。
去りゆく景色(真っ暗でしたが)プラスこの味なら2000円は納得でしょう。
ただかなり揺れていて、なにもしないでもコーンスープがカップからこぼれるのには
驚きましたが。
しばらくセットの紅茶を飲みながらゆっくり過ごしました。
結局客は僕を含めて4人しか来なかったので、乗務員のお姉さんは暇そうでした。
その後部屋に戻り本を読んでいると、盛岡を過ぎたあたりで眠くなったので寝ました。

翌朝、ふと目が覚めます。携帯を見ると…6時。ということは次は八雲か。
まだ外は真っ暗です。北海道は東京より緯度が高いから冬は日の出が遅いということに
いまさら気がつきました(恥)
着替えて髪を整えていると6時半になったので食堂車へ行きます。
朝食はいっぱいいるだろうと思いきやまた1番乗り。乗車率が低いのでしょうか。
メニューは洋朝食を注文しました。ラインナップはスクランブルエッグやパン、
フルーツなどなど。なかなかおいしかったです。のんびり食べていると、
だんだん日が昇ってきました。朝日を見ながらの1杯(コーヒーですが)は
格別でした。

ロビーでくつろいでいると東室蘭に着いたので、部屋に戻って降りるしたくをしました。
海がよく見えてとてもきれいでした。
「まもなく苫小牧です。」という放送があり、部屋からでると、
目の前に樽前山がそびえたっていました。
富士山に勝るとも劣らない雄大さでした。
そして見覚えのある風景になり、すぐに苫小牧に着きました。
さすがに寒かったです。北斗星を見送りましたが、2週間後にまた乗るので
さびしくはなかったです。




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