北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
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【000750】 道東をうろつく変?な人々T
2002/11/9(土)02:40 - 汽車旅 ()

管理人様、皆様、こんばんは、汽車旅です。
旅レポ第5弾を書き込みます。いつも長々と失礼します。

昨日の午後から本日夕方までの講習を無難にこなし、夜のお楽しみ第2回戦を途中で抜け出し、
まりもに乗るため駅へと向かった。ホームに上がると、すでに入線まりもは入線している。
真中あたりの2両は、座席カバーが付いていない。付け忘れ??。指定されたベッドにもぐり
込むと、車内放送で、真中の2両は乗車できません、と言っている。謎の2両は回送扱いらしい。
早々にカーテンを閉め、横になる。今日は眠れない、列車が新得を発車しても眠れない。夜の
お楽しみの興奮がさめないみたいだ。そっと窓の外を見ると満天の星空が広がっている。明日
は晴れそうだ。
結局、一睡もできないまま釧路に到着、上段のベッドからバカボンのパパが降りてきた(笑・笑)。
よく似ているのでボンパパと呼ぼう。階段を下り、ノサップに乗り換える。鉄らしき人も何人か
乗っている。ホームと車体の隙間から下を覗いてる人がいる。彼を覗き君としよう。もう1人
大きなカメラと立派な三脚で、セルフタイマーを使って自分と列車の写真を撮っている人がいる。
写真を撮る時だけ、ニヤリと笑い、それ以外はムッとした顔をしている。さらに新聞記者がもつ
ようなメモ帳に、なにやらいっぱい書き込んでいる。彼は報道君とした。
ノサップはすぐに発車した。ボンパパ君は発車までのわずかな時間で、相当量のサンドイッチを
ほおばっていた。私は発車後すぐに寝てしまった。厚岸に着く直前で目覚める。8分停車という
ことでホームで一服する。運転手も一服しにきたので話し掛けてみる。
私:「ここで8分停車って我々が一服するために停まってるんですよねえ」
運:「ははは、そうなんですよー、釧路出てちょうどいい時間なんですよー」
私:「そうですねー」
運:「次の茶内でも5分停まるからまた一服できるよー」
私:「へー、そうなんですかー、まあ、煙草吸いには住みにくい世の中になりましたねー」
実際は、無人駅の茶内で13分止めるより、有人の厚岸で止めていたほうが都合がいいらしい。
この先、厚岸湖で白鳥が見られることも教えてもらった。この停車中、覗き君は相変わらず
車体の下を覗いており、報道君はセルフタイマーで自分を撮っている。
やがて運転手が「あと1分30秒で発車しますから」と言い仕事場に戻った。この言い方が
いかにも鉄道員らしい。
私も席に戻り、白鳥を確認した後、睡眠に入った。
ふと気が付くともうすぐ根室だ。定刻に到着し、私はバスターミナルに向かった。納沙布までの
往復きっぷを買いバスに乗り込む。と報道君がバスの前に三脚を立て、自分はバスの前に立ち
ニヤリとした。運転手が「変なやつ」とつぶやいた。
天気は快晴、バスは私と報道君を乗せ順調に納沙布岬へと向かう。
やがて、岬に到着、私は駐車場にある水道に向かい、早速コーヒーを沸かして飲む。日本最東端
の水でいれたコーヒーを飲む。北方領土が良く見える。ムネオハウスも良く見える?わけない。
灯台の方に行くと、報道君が岩場に三脚を立て、かなり危険な撮影をしている。落ちるなよー。
落ちたらすぐ連絡するよー、と心の中で叫び携帯を右手に持った、が無事に撮影を終えたようで
安心した。
帰りのバスに乗り込み、根室駅へと向かう。報道君は途中のバス停で降りてしまった。
私1人を乗せたバスは根室駅に到着、根室名物のコンビに、タイエーに向かう。コンビに弁当化
されたオリエンタルライスを買おうと思ったが、まだ入荷していない、残念だが、やきとり弁当
を買った。
駅に戻ると、折り返し釧路行きとなる列車が入ってきた。その乗客にまぎれて報道君が降りてきた。
きっと、東根室から乗ったのだろう。
再びノサップに乗り、釧路へ向かう。途中何度も警笛が鳴る。線路内に鹿がいる。花咲線には
何度も乗っているが、線路内の鹿を見たのは初めてだ。鹿のおかげで何度も減速したにもかかわ
らず、釧路には定刻に到着した。

次回は、紅葉ノロッコに乗ります。


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