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【000456】 8月14日〜16日旅行記 (第2回 はくつる車中にて)
2002/8/23(金)23:40 - おかしら ()

皆さんこんばんは、おかしらです。

前回の続きをお送りします。


車掌さんの検札後、改めて、室内を見回してみる。車両の前後方向は確かに圧迫感があるが、
天地方向は上段寝台が無いため、寝台の上で背伸びが出来る・・・ちょっぴりウレシイ。(笑)
空調・電気のスイッチをひととおりいじってみる。
エアコンはカチカチと回すタイプなので、一昔前のテレビのチャンネル回しを思い出してしまった。
寝台を背もたれの分だけスライドできるレバーがあるが、使い方がわからず、5分ほど格闘する。

さっそく、先程買ったビールとつまみをあけ、チャットにお邪魔する。
室内にコンセントがあるため、電池切れを気にしなくていい、というのも何とも贅沢な気分である。
しばらくすると、車窓に発車番線が13番線に変更された北陸号が見えてくる。
ちなみに、個室はホーム側(山側)にある。他のB寝台車両は寝台が海側なのに、
なぜこの車両だけが・・・ふと疑問に思った。

ここでトラブル発生!ビールとつまみがなくなってしまった!(笑)
まだ発車すらしてないのに・・・仕方なく買いに出ようかと思ったら、23:53になっている。
個室のドアを開けたが、乗り遅れるのもまずいと判断したその時、
通路の窓には16番線から発車する能登号の姿が映る。

その後、はくつる号は0時ちょうどにゆっくりと動き出した。
運休という最悪の事態は避けられたようで、少しホッとする。
到着予定時刻をアナウンスしたおやすみ放送がかかる。やはり、青森到着は10時を過ぎるとのこと。
こういったアクシデントも旅にはつきもの、と割り切って状況を楽しむ事に決める。
程なく、酒の勢いもあるのだろうか、睡魔が襲ってきたため、チャットを退室し、眠りにつく。

翌朝、屋根に雨が当たる音で目が覚める。
すると間もなく、おはよう放送がかかる。まだ盛岡にすら着いていない。
どうやら、徐行区間があったらしく、遅れは約2時間にまで拡がっている。


今回はここまでとします。
それでは、失礼いたします。


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