北斗星の家 旅レポ掲示板 過去ログ
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【000103】 27時間のファンタジー?
2002/7/17(水)20:47 - サロン・デュ・ノール ()

今回の旅は11日のトワイライトに始まり,知床では野生のヒグマを目撃し,
旭川では五目飯さんにお付き合いしていただき,富良野のラベンダーを鑑賞した後,
15日のトワイライトに乗車した.
天気予報によると,台風7号の影響を受けそうになっている.

行きの11日と帰りの15日は同じ第一編成だが,最初にリニューアルされた第三編成とは
ロイヤルのテレビが液晶になっているのが違う点か.
1号車と2号車のロイヤルでは洗面台の水栓の形状が違うなあと思ったりする.

14時12分,定刻に札幌駅を発車した.
行きは1号車4番だったが,帰りは2号車1番,台車の真上なのでかなり揺れる.
しかし何回か乗るうちに慣れてしまったのか,平気で寝られるようになっている.

車掌が来て,「ロイヤルは初めて・・・,ではないようですから部屋の説明不要ですね」と言う.
次に食堂車のチーフパーサーが来て,「何回も乗られてますね,何回目ですか」と言われた.
チーフパーサーの人は何回も見たことがあるのだが,何故車掌まで分かるのかと思ったら,
胸ポケットの携帯にトワイライトの携帯ストラップを付けていたのだった(笑)

今回は行きは日本海懐石御膳,帰りはフランス料理を予約しておいた.
第1回目の17時30分からというのはまだ明るく,ディナーにはやや早い時間.
夏ではまだ明るすぎて函館市街地の明かりが宝石のように見える時期ではないが,
内浦湾や大沼を眺めながらのディナーとなった.
食事も終わりに近づいた頃に五稜郭に到着し,
「1,2号車はホームにかかりませんのでドアは開きません」との放送.
五稜郭は運転停車で客扱いはしないはずなので車掌が間違えたのかなと思っていると
発車時にも「まもなくドアが閉まります」との放送.
不思議に思いながら,食事を終わり会計に向かうと,
最初の一件ですっかり親しくなったチーフパーサーが
「何でドアが開いたか分かるかい?兄ちゃんだけに教えるけど
羽越本線が崖崩れで日本海などが運休,走ってるのはトワイライトだけだからや」
函館からどうしても大阪に行きたい人のため,トワイライトの空席の便宜を図ったのかな.

部屋に戻るとトワイライトオリジナルワインが効いてきたのか寝入ってしまった.
目覚めると23時過ぎ.サロンカーにふらりと出かけると誰もいない.
そこへ例のパーサーが通りがかり,「秋田で降りることになるかも,危ないでえ」と言う.
上下がすれ違う羽後飯塚には0時ちょっと過ぎに到着し,下りを待つことなくすぐに発車.
30分ほどで秋田に到着し,やはりそこで列車は止まってしまった.
車掌に聞いてみると,台風と新潟近辺の大雨のせいで秋田には
新幹線が動き出す6時くらいまで停車の予定とのことだった.
それを聞いて,もし大阪到着が夜にずれ込んだら
横浜にはサンライズで帰ろうかと考えつつ眠りにつく.

ふと激しい揺れで目が覚めた.
時計を見ると3時38分.どうやら予定より早く運転再開したらしい.
再び眠りにつき,6時過ぎにおはよう放送で目が覚めた.
3時間37分遅れで運転中で,現在新潟県に入った府屋駅近辺を走行中とのこと.
豪雨があったところなので,最初は安全確認のため徐行運転をしていた.
この辺りも日本海が線路沿いに迫っており,なかなかの光景.
普段は真っ暗で見られない時間帯なので新鮮であった.
また通学中の学生も普段見慣れない列車に注目していた.
前日に車掌に私が横浜在住と伝えておいたせいか長岡で新幹線に乗り換えるか確認に来たが,
「いいえ,5,6時間の遅れなら終点大阪まで行きます」ときっぱり宣言した.

朝食は予定通りだったが,5時間程度遅れそうだったので昼食をどうしようか考える.
すると,食堂車の係員が昼食の弁当の予約を聞いて回ると言うことだったのでそれを頼んだ.
また,12時から13時半まで食堂車ではティータイムの営業もしていた.
列車の遅延には手馴れているという感じさえした食堂車の見事な対応だった.

富山ではサンダーバードへの振り替えもあったが,
A個室の乗客で利用した人は少なかったようだ.
北陸本線に入ると電車特急の待ち合わせが多くなる.
結局,終点大阪に到着したのは,4時間20分ほど遅れの17時頃だった.


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