北斗星の家 初心者掲示板 過去ログ
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【005537】 カシオペアと北斗星の良し悪し
2005/9/10(土)15:31 - すてらりうむ ()

どやさーさんへ
ようは、好みの問題です。
ざっとカシオペアと北斗星の良し悪しを挙げておきます。
『カシオペア』の良い所
1.車輛が新しい
  『カシオペア』に使用されているE26系は、1999年に新造された車輛で、
 寝台客車としては2001年10月現在1番新しい車両です。
2.全室個室である
 『カシオペア』は全室個室寝台であり、個室内にトイレ・洗面所も完備されており、
極端な話、乗車駅から下車駅まで個室の外に出なくても済みます。
開放型の寝台に比べてセキュリティーの面でも安心でき、女性でも安心です。
3.いろいろと遊べる
 『カシオペア』には客室のほかに、食堂車・ラウンジカー・ミニロビー等の共用スペースがあり、
個室にいるのが飽きたら、ラウンジカーでの一時を過ごせます。
また、夕食は予約制ですが、食堂車で気分転換なんてのはいかがでしょうか?
4.多彩なグッズを販売している。
 『カシオペア』車内では、テレカ・マグカップなどの多彩なグッズを販売しています。
『CASSIOPEIA』のロゴ入りで乗車の記念にいかがですか。

カシオペア』の悪い所
1.チケットが取れない
 まずはさておき【これ】である。
ツインはちょっとの努力で取れるが、1号車1番の展望スイートはまず取れないと思って頂きたい。
どうしても展望スイートに乗車したければ、みどりの窓口ではとらずにJTBか、びゅうプラザで販売しているので切符が取れた時点で予定を立ててください。
2.全室2人用個室寝台である。
 『カシオペア』は全室2人用個室寝台で2人での利用が前提になる。
1人で『カシオペア・ツイン』を利用できる『カシオペア・シングルユース券』もあるが、
オフシーズンのみの設定である。それ以外は2人分の寝台料金・特急料金を支払わなければいけません。
3.共用シャワー室が狭い
 『北斗星』のシャワールームと比較すると、面積は半分程度ではないかと思います。
私が乗車した時は湿気が飛ばない・水圧が弱いなどと散々でした。
北斗星の良いところ

1.仕事が終わってからでも乗ることができる発車時間帯が良い。
  仕事が終わってからでも、北斗星3号(上野発19:03)なら乗車可能。
  さらにやまびこ61号(東京発20:32)に乗れば、福島で北斗星3号に追いつきます。
  車内でのんびりして、翌朝11:00には札幌です。(函館なら6:34)
  朝寝坊の私にとってはうれしい限りです。
2.旅行したという満足感が得られる。
  なんと言っても乗車時間が長いので、「乗った〜ぁ!!」という実感があります。
  食堂車の利用で、寝台列車の旅情も感じることができるでしょう。
3.非日常的な空間での移動。
  寝台列車という非日常的乗り物での移動は、いくつになっても胸ときめくものがあります。
北斗星の悪いところ
1.車両が古いところ。
  北斗星で使用している「24系25型」はすでに20年以上も前に設計された車両です。
  その車両をベースに改造したものを使用しているので古さは隠せません。
  塗装が剥げ、サビが浮いている車両も見受けられます。

2.列車が揺れるところ。
  東北本線の北部は営業開始時に単線だったのを複線に変更したため、用地買収や橋、トンネルなど
  の関係で上下線の線路が平行だったり、離れたりとかなり曲がりくねっています。
  その影響で列車が揺れることが良くあります。
  また、津軽海峡線内ではもともとローカル線の単線の線路をそのまま使用していますので、線路の状態
  が悪くかなり揺れます。列車同士の待ち合わせなどもあり、停発車の際に揺れるすることがあります。
  特に下り列車の場合、東北本線の北部、青森駅での機関車交換、津軽海峡線と一番揺れ、うるさい場所
  を深夜に通過します。深夜に起こされてしまうこともしばしばあります。
後はしまみけさん、青い流れ星さん、えひめさんの意見を参考にして下さい。
「五つ星の夜」というカシオペアの紹介ページがございます。こちらもかなり参考になるでしょう。
アドレス
http://www5a.biglobe.ne.jp/~koo-miyu/fs01.htm


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