パンダさん、こんばんは。

不良社員８１号さん、ばぶさんが素晴らしいレスを付けていらっしゃいますが
私からも・・・。

今年６歳になる長男は１歳９ヶ月でカシオペアに乗りました。乳幼児を連れての
旅行は基本的には短時間で移動がすむ「飛行機」か行程に融通が利く「自家用車」が
相場でしょうが、私も４年前にどうしても「カシオペア」に乗りたくて旅行を計画しました。

私は岐阜に住んでおり、上野に出るのにはまず新幹線などを利用しなければなりません。
乗り換えも荷物の多い子連れとしてはなかなか頭の痛いところです。

お父さん（私）が楽しむ旅行でしたが、行程その他は子供に負担のなるべく掛からないように
計画しました。

荷物の大型化はやむをえませんでした。私たち夫婦は最小限の荷物にして、必要なものは
現地調達を基本としましたが、子供の物を中心にそれでもボストン２つと大きめのショルダー
に、ベビーカーという編成です。

子供は寝てしまうと、必然的に妻が「だっこ」しますので、お父さんはそれらを一人で持ち
運びます。ボストンを両肩に、幾分軽いショルダーを手に、空いたもう片方の手にはベビー
カーを引きずっての移動でした（笑）

荷物が多いと言うことで気を付けたのは、旅行中は鉄道での移動で指定席があるものは必ず
指定をとること。指定席は「みどりの窓口」で時刻表の巻末近くのピンク色のページや専門誌
でその車輌の座席位置を確認し、なるべくその車輌の進行方向に向かって一番後ろの席を
取るよう心掛けました。一番後ろの席は座席のすぐ後ろが壁になっていますので、座席の後ろ
と壁の間に荷物がたくさん置くことが出来ます。網棚にも載せられますが、乗車中に子供連れ
ですと「これを出して、あれを出して！」と妻が注文してきますので、すばやく対応できる
ようこの座席は有効です。

ご存じかとは思いますが、カシオペア車内にはコンセントがすべてのお部屋にあります。
ですので、コンセントの「三つ又」「延長コードタップ」は必需品です。子供がぐずったり
したときを想定して「本」や「ＣＤ」、「ビデオ」も持参しました。本は息子のお気に入りの
絵本を３冊程度、ＣＤはポータブルＣＤプレイヤーを持参し、ACアダプターを使って、当時
これもお気に入りだった「だんご３兄弟」（古・・）や「おかあさんといっしょ」シリーズを
個室内ではかけっぱなし状態（笑）でした。　

ビデオはこの中では一番有効でした。北海道へのご旅行ですので８ミリやデジカムなどコンパ
クトビデオはお持ちになられると思いますが、これはレンズを通してビデオカメラとしての
機能だけではなく、ご自宅のVHSなどのデッキとつないでダビングすることができます。
お手持ちのビデオカセットではダビング時のビデオのコピーガードが気になりますが、これは
録画側のＶＨＳデッキに内蔵されているコピーガード信号に反応する専用回路に反応するもの
なので、その回路のない「８ミリ」などは綺麗にダビングできます。

もちろん、個人で楽しむのが目的のダビングですが、私は「アンパンマン」や「ウルトラマ
ン」など１２０分テープに４本用意し、自分で本を読んだり、荷物の整理をするときは、その
間はじっとビデオを見てくれますので楽でした。

あと、気が付いたのは駅の売店でも売っていますがミネラルウォーターは多めに買ったほうが
いいです。個室内の洗面の水道は基本的には特に幼児に対して飲料としては避けた方が無難で
、お子さんが体調を崩したときなどのお薬の水など用途は多岐にあります。

夜泣き・・・・うちの子はしてしまいました。深夜１２時半ごろ。突如、大泣き状態で起きて
しまい、どうあやしても泣きやまず「おうち帰る、おうち帰る！わーん」という状態でした。
タオルケットに枕も家のものを持参しましたが、やっぱり環境の変化には敏感なようで、個室
では迷惑と思い、すぐにラウンジカーに連れて行きました。妻のだっこ状態でカシオペアの
ラウンジの椅子に座って絵本を読んでいたら落ち着きを取り戻したみたいでした。そのまま
また寝てしまいました。

子供はその小さな身体で疲労を受け止めますので、大人以上に疲れてしまうと思います。
子供さん中心の無理のない行程で楽しんできてください。

［前の記事へ］　［次の記事へ］　［記事一覧へ戻る］　［ＴＯＰへ］