北斗星の家 掲示板 過去ログ
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【007535】 本日の河北新報夕刊より
2005/3/3(木)22:38 - ひ ()

寝台特急2本 雪で徐行、峠越せず 岩手・一戸

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 岩手県一戸町中山のIGRいわて銀河鉄道奥中山高原―小繋で3日未明、雪で徐行していた札幌発上野行き寝台特急カシオペアと北斗星2号が相次いで自力で峠を越えられなくなり、他の機関車に引っ張られて越えた。いわて銀河鉄道によると、現場は上野―札幌間で一番標高の高い峠の手前。同社員は「2本連続で坂道を上れなくなるとは、聞いたことがない」と話している。

 同日午前3時10分ごろ、カシオペア(乗客約50人)が坂道を徐行運転していて動けなくなり、盛岡駅から助けに向かったJR貨物の機関車に引っ張られて約6時間後の午前9時ごろ運転を再開。

 すぐ後ろで待っていた北斗星2号(乗客約110人)も同様に上れなくなり、同じ機関車が引っ張って午前10時半すぎ、峠を越えた。
 同社によると、12両編成の寝台列車は通常の速度だと上れるが、雪でスピードを落としていたため車両の重みで上れなくなったという。

 銀河鉄道の計7本が運休、5本に最大4時間40分の遅れが出た。北斗星2号は盛岡、後続の同4号は仙台までの運転になり、3日夜発の同1、3、4号も区間を変更して運転する。

2005年03月03日木曜日


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