エンジン付近で出火　青函トンネル火災　松前署など実況見分　　2002/06/15 07:30
　【福島】十三日夜、渡島管内福島町のＪＲ津軽海峡線の青函トンネル内にある吉岡海底駅付近に止めてあった作業用トラックが焼けた火災で、松前署などは十四日、実況見分を行い、出火場所はトラックのエンジン付近とほぼ断定した。

　同署などによると、トラック前方の燃え方が激しかった。作業坑内に駐車していたトラックの電気系統が何らかの原因でショートしてエンジンが作動。トラックが七メートルほど前進して壁に衝突し、そのままエンジンが作動した状態が長く続いて出火した可能性があるという。

　出火当時、トラックは無人で、ギアは二速に入っていた。焼けたトラックは一般道路を走らないことから廃車を利用しており、車検は昨年八月に切れていた。

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