一時出場は、途中下車できない駅で、列車等の接続関係等の理由により、旅客が下車を希望する
場合に発生します。出場できるかどうかは駅員の判断によるもので、これといった規定はありま
せん。トイレに行きたいとか、みどりの窓口に行きたいとかなら問題はないですが、待ち時間が
長く、その間に可能な接続列車がある場合は、認められないと解釈するのが自然です。
待ち時間の制限はありません。要は可能な接続列車があるかどうかです。深夜着いて、早朝まで
接続列車がない場合は認めてくれるはずです。この場合、ホテルに泊まっても構いません。

湘南MRさんの質問は、待ち時間があまりにも長く、この間に可能な接続列車がありますので、認
められないでしょうね。認めてくれない場合は、札幌−白石間の運賃（200円）を払って下車す
ることになります。

私の函館駅の事例を紹介します。これは、シャンメイさんの「函館駅で途中下車することは可能
ですよね」の質問に関係します。まず、函館駅は五稜郭の分岐駅で途中下車できません。
（１）日本海で昼頃着いて、夕方のＳ北斗に乗るときは、５時間の待ち時間で、この間に別の
　　　Ｓ北斗がありましたがOKでした。このときは、港の周りを観光しました。
（２）はつかりで夕方着いて、翌朝のＳ北斗に乗車するときはダメでした。五稜郭−函館間の運
　　　賃（200円）を支払って下車し、翌朝、同じ運賃を支払ってＳ北斗に乗りました。

一時出場の制度は、列車の少ない駅で、待ち時間が長いが途中下車できないという乗客の苦情か
ら行政指導でできた制度です。駅ごとに駅員さんの訓練が異なりますので、許可されるかどうか
は駅によってマチマチと思います。

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