2001/9/26(水)23:35 - ユースケ (男)
ユースケ、29回目の登場です。
夢空間STの写真集を掲載させていただき、ありがとうございました。間違いに気づいて3回
も修正ファイルを送りましたが、対応して下さいまして感謝!感謝!です。STの室内に関し
て、写真に現れない部分を、補足説明をさせていただきます。
私の部屋は3号車11番。車両の中央です。部屋や設備の寸法は、巻き尺を持って乗車し実際
に計ったものです。1cm の誤差はありますが、正確に計ったつもりです。なお、12号室は左
右逆になりますが、すなわち、浴室が向き合わせになりますが、寸法は同じものと思われます。
入り口のドアはカード式で、入って正面に机とソファがあります。机はウエルカムドリンクや
持ち込んだ菓子類や飲料を置くのに問題ないスペースです。ソファは2人掛けなら十分なスペ
ースです。
客室の左側半分はベッドスペースです。ツインベッドですが、窓側のベッドが移動でき、ダブ
ルになります。取り扱い説明書を見ながら移動させましたが、女性には少し重たいと感じまし
た。ベッドの頭の部分に、電話と照明&空調ボタンがあり、ここで部屋の環境をコントロール
ができます。また、ON/OFFではなく明るさを調光できるランプが2つ、ベッドの頭にあります。
なかなかムードある演出です。
空調は、冷房が天井、暖房がベッド下にあります。最初、コントロールボタンの操作を間違え
て、暖房を最大にしてしまい、部屋がものすごく暑くなりました。これで、冬季には十分な暖
かさを確保できると確信しました。
入り口から入ってすぐ左手に、AV(Audio Visual)台に乗ったテレビとカード式公衆電話があり
ます。テレビは車内ビデオと衛星放送が受信できます。Wowowはスクランブルのかかった状態
です。通常の走行中は衛星放送がとぎれることはありませんが、トンネルや崖など電波が遮断
されると映像がとぎれます。ちなみに、車内ビデオは「スペースカウボーイ」が繰り返し上映
されていて、楽しめました。AV台にはVHSデッキとカセットデッキが備えられ、テープを持ち
込めば楽しむことが出来るようです(持ち込んでないので確証はありません)
テレビの真上に荷物棚があります。荷物を床に置くこともできますが、狭くなるので、この荷
物棚が大いに役立ちました。ちょっとした気遣いがありがたいですね。
入り口入ってすぐ右手はクローゼットです。少し狭いですが、旅行中の衣類の収納スペースと
しては必要最小限の大きさです。扉は一面鏡張りです。
浴室は、寝台列車としては贅沢のかぎりです。ビジネスホテルのユニットバスとほぼ同じ広さ
と考えれば、想像つくと思います。手入れが行き届いており、ピカピカです。水、お湯の出も
まずまずといったところです。アメニティセットは2人分、洗面セットを持参しなくても不自
由しないはずです。もちろん、シャワー、ヘヤドライヤ完備です。
浴槽のサイズは、上部排水口の位置で測定しました。夢空間ST写真集だと、浴槽上端から
10cm位のところに段差があります。ここが排水口の位置です。これ以上、お湯を入れると排水
口から流れ出してしまいます。では、お風呂に2人で入れるか? 体格に自身をもっている人
でなければ、答えは YESです。
窓は、写真でも分かるとおり3ヶ所あります。幅は、30cm、30cm、116cm。窓には、二重カー
テンが掛かっており、ムード満点です。レースのカーテンを閉め、部屋を暗くすれば外から
見えないはずで、プライバシー保護は完全です。浴室には窓はありませんでした。
最後に、ESですが、この部屋の住人に申し訳ないと思い、終着・上野駅で住人が降りたのを
見て、そっと覗いてみました(ごめんなさい)。ベッドルームとリビングルームの間に、何か
分かりませんが仕切りがあります。ベッドルームはSTの客室と同程度の広さ、リビングルー
ムは、ほぼ正方形でロイヤル客室と同程度と判断しました。きみっぺさんのように親子4人で
使うには十分の広さと感じました。バスルームは覗いていません。
私達のSTも覗きたがっている人がいるだろうと思い、シーツや毛布を隅にたたみ、ゴミを一
ヶ所に集めて、見られてもいい状態にして部屋を出ました。中学生くらいの少年が覗きたがっ
ている様子で、部屋を出るとき、「見てもいいよ」といったら、喜んで写真を撮っていました。
部屋は片づけて出た方がいいですね。
以上、これから夢空間に乗る人や「乗りたい症」にかかっている人の参考になれば幸いです。
乱筆失礼!
PS.
きみっぺさん、夢空間&北斗星搭乗レポート、楽しく拝見しました。家族愛あふれるレポート
でほほえましかったです。それにしても、ES+ソロとかロイヤル2室とか、すごいですね。
盛岡で夢空間から新幹線に乗り換えられたようですね。そのとき、「はつかり5号」を見られ
たようですが、私達は、まさに、その「はつかり5号」に乗っていました。
盛岡駅で夢空間を見たときは謎でした。その後、落石事故と知りましたが、それにしても、夢
空間が札幌に戻り、海線経由で盛岡にたどり着いたことは、不幸中の幸いでしたね。TDSの
時間が少なくなったことはお気の毒様としか言いようがないですが。
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