北斗星の家 掲示板 過去ログ
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【002313】 カシオ・夢空間乗車記
2001/9/20(木)01:01 - oriskany ()

 管理人さん、皆さん、こんばんは。oriskanyです。

 私も昨日、北海道寝台乗車の旅から帰ってきました。以下列車にまつわるあれこれを書き綴っ
てみたいと思います。

「9月14日カシオペア編」
・上野駅での記念撮影
 皆さんご存知のとおり、上野では列車入線から発車までだいぶ時間がありますので、私も列車
ウォッチングと写真撮影に勤しんでおりました。EF81の前でシャッターを押して下さった方
がいらっしゃって、お話もせずお礼だけで分かれてしまいましたが、「お見送りに来た」とおっ
しゃっていたその方はもしかしたらこの掲示板の常連の方だったかも?

・BS放送まで見れてしまう客室
 Cツインの設備として知識としては知っていても、実際に体験するのではまた違った思いが有
ります。私はこれまでB個室ばかりでしたので、それらと比較してもその快適性は断然違います
し、シャワーが付いていないだけでまさに至れり尽くせり、さすがA個室といった感じでした。
 あと当日は2階室に乗車することができ、眺望の良さもあってこれも大満足。

・1回目のディナー(懐石御膳)
 1回目は和食のみの設定ですが、そのためか利用者はご年配の方が多かったです。席も全て埋
まっておりました。

・パブタイムのひととき
 こちらの掲示板でもお馴染みのラウンチ・コントロールさんとご一緒させていただき、その節
はありがとうございました。次は東海寄りの会合?でお会いしましょう。

・タイムスリット(下り列車限定)
 私はこれが見たいが為に、アラームを掛けて青森から起きていました。私の記憶している限り
では、1.WELCOME TO 北海道(北海道の部分は地形のシルエット)2.アイヌの人
の肖像画 3.札幌時計台 4.札幌大通公園 5.野幌森林公園記念塔 6.丹頂の舞 7.
次は吉岡海底駅 の順でした。出現場所は吉岡海底駅の直前で、時間は午前3時13分頃です。
 2階室からだと窓の下の方に出ますので、危うく見落とすところでした。なお1.の前にもう
1枚あったかも。御存知の方はフォローをお願いします。

・ラウンジカーでのあれこれ
 私が今回の乗車で一番優雅なひとときだと感じたのが、モーニングコーヒーを飲みながら手に
は朝刊、車窓には北の大地が流れてゆく、というシチュエーションの時でした。うーん、なんて
贅沢な一瞬なんでしょう(ちょっとオーバーかな?)
 ラウンジカーにはNREさんが置いている何でも帳(ご自由にお書き下さいのノート)があっ
たので、私も足跡を残してきました。後に乗車された方はご覧になられているかも。
 ノートに意味の無い落書きも見られたのはちょっと残念かな。でもこちらの掲示板に来られる
皆様はそんな事はしませんよね。
 
・カシオペアグッズ
 カシオではワゴンサービスが自分の車両に来ると、お知らせ灯が点灯する親切設計になってい
ます。で私もグッズを幾つか購入しました。お気に入りはロゴタイプのエンジのキーホルダーで
す。ラウンジカーにも売店のブースがあるのですが、乗車日には何故か営業していませんでした。

 列車は定刻どおり札幌に到着しました。この後、後続のトワイ・北斗星1号をお出迎えした後
オホーツク3号で上川へ行き、レンタカーで層雲峡・襟裳岬・帯広と観光しましたが、このHP
とはあまり関係が無いので省略します。
 スーパーおおぞら6号で札幌到着後から、後編とします。

「9月17日夢空間北斗星ニセコ編」
・注目のヘッドマークは?
 これを期待していたのですが、DD51・ED79・EF81とも通常の北斗星のヘッドマー
クでした。客車の横の行先表示も通常のものでした。

・小樽駅での記念撮影
 9月17日はカシオ(上り)の運転日ですので、札幌では自動的に3日前乗車したばかりのカ
シオのお見送りとなりました。で5分後、夢空間入線。しかし札幌では4分間しか停車していな
いのですぐさま乗車。小樽で機関車付替えのため23分停車しますので、必然的に撮影タイムと
なりました。
 注目の夢空間車両(初対面です)は、まさに「うーん、すごい」の一言。塗装がカラフルなせ
いもありますが、管理が行き届いていて新車並にピカピカに保たれている様子でした。そう言え
ば最後尾の「ぺこちゃんマーク?」の赤色の表示は付いていませんでした。

・北海道車の北斗星車両
 デュエット(1階室)は今回初乗車ですが、北海道車のソロ上段・下段とも乗車経験があるた
め、それ程新鮮味はなし。1階室の荷物置場は2階室のそれより狭いことを発見。部屋の鍵はシ
リンダー式でこれも初体験。北海道車のまるごと1両ロビーカーはソファーが全部同一方向を向
いているのですが、これも初乗車でした。

・山線経由なのですが
 せっかく珍しい山線経由で運行されるのですが、上りだと小樽発車後には日没となってしまい、
車窓は真っ暗です。わかっていたこととはいえ、ちょっと残念。

・ダイニングカーでのディナー(フレンチ)
 ダイニングカーは最後部に4人掛け*3、2人掛け*3プラス4人掛け個室*1という配置に
なっていましたが、個室はNREさんの商品置場(表現方法が適当でないかも)みたいになって
いて、今回の運用では開放はされていない様子でした。
 1回目のディナータイムは圧倒的にフレンチ利用者が占めており、6組中5組がフレンチとな
っていました。私もフレンチは初体験でしたが、車内の雰囲気も楽しめ、料理の見た目も味も楽
しめ大満足でした。
 2290でイゲタさんが述べていらっしゃいますが、ナプキンのたたみ方にそんな意味がある
とは・・・私は知らずに綺麗にたたんできてしまいました。NREのアテンダントの皆さんごめん
なさいね。

・進行方向は1回しか変わらない
 帰りは青函トンネルの中心部のネオンサインを見た後寝てしまったので、機関車交換が何処で
行われたのかは覚えていません。朝起きたら進行方向が逆になっていたので、青森駅には入らな
いのですね。

・乗車記念グッズ
 今回夢空間記念グッズはないか期待していましたが、残念ながら何もありませんでした。また
臨時列車なので通常の北斗星グッズの販売もありませんでした。
 余談ですが、JR北海道の記念グッズはセンスがいいですね。私も一通り持っていますが、刺
繍のエンブレムだけ見たことがありません。もう売っていないのかな?

・空室多数の謎
 今回の乗車で最大の謎が、妙に空席が目立ったことです。ES,ST,ロイヤルの各室はさす
がに満席だった様子でしたが、函館の前までツインデラックスが5室、デュエットが2室、ソロ
が2室ぐらい空室だったのです。函館通過後は車掌さんが扉を閉めてしまったため、全部埋った
のかどうか不明なのですが。
 私が10時打ちでは満席と言われたのは一体なんだったのでしょうか。以前詳細な解説があっ
たJR各社の発券枠の関係で、他社はあまり売れなかったのか、それともキャンセルが異常にた
くさんでたのでしょうか。これもどなたかにフォローをお願いしたいのですが・・・

かなさん、アテンダントさん、乗務員さん>
 行き帰りともダイニングの方にいらして、とても忙しそうにしていらっしゃったため、声を掛
けられませんでしたが(他にもチャンスは何度かあったのですが・・・すみません)、カシオのピ
ンバッチと名札でどの方かわかりました。
 客として乗車するのと違い、仕事で乗務される皆様はなかなか大変なお仕事だと思いますが、
どうかお体に気をつけて頑張って下さい。そしてまた素敵な笑顔で迎えて下さい。

 今回の乗車では、下り列車という有利条件もあり、カシオの快適さが非常に印象的でした。し
かし帰ってきたばかりで、また乗りたくなっている自分は・・・これはここの掲示板にいらっしゃ
る皆さん共通の症候群ですね(笑)
 以上、長文にて失礼しました。それでは、また。 


 

 
 
 
  


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