2001/5/1(火)00:33 - アルタイン (男)
今日は上り、下りと臨時寝台特急エルムを見に行きました。
昔と違ってダイヤが到着時刻が異常に遅いとあって、
GWといえど利用者はいるのだろうか・・・?
と心配しながらまずは大宮へ上野行きエルムを見に行きましたが、
なんとまぁあまりの利用者の少なさに驚きよりも呆れてしまいました。
なんと大宮の時点で乗客ゼロ!!
ただ下段しか見えないので、上段にいたかもしれませんが・・・。
これはあんまりやろ・・・とおもって下段のベットを見ているのですが、
毛布とシーツがセットされたまま動かされた形跡もなし・・・。
これでは本当に「空気」を運んでいるだけになってしまうではないか・・・。
そして発車後に普通列車で上野に行き、再度チェックしましたが、
下段はやはりリネンを使った形跡が全くありませんでした。
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何故これほどまでに利用者が少ないというかいないのだろうか。
オールB寝台車とはいえ初期オールBの北斗星だって客はたくさん乗ってたはず。
その原因はやはりダイヤにあるのではないだろうか?
札幌にしろ上野にしろ、最終北斗星の30分以内に出発してるのに、
終着駅では1時間以上の差がついている。おまけに到着時間が12時すぎ。
これではやはりだめだろう。もはや寝台特急ではなく寝台急行である。
上りのエルムには20人くらいの乗車があったが、どちらにしろ
乗車率は下手したら一桁だ。
もちろん上りだって途中駅からの乗車はあるだろうが、とにかく下りには驚かされた。
この時期、エルムの前を走る北斗星3号は満席だった。ディナーも満席だった。
エルムは多客期の輸送力確保のために誕生した列車であるはずだが、
北斗星が満席であってもエルムはガラガラなのが現状である。
「寝台特急エルム号には食堂車・車内販売はありません」
えっ!?車内販売もなくなってしまったのか・・・。無理もない。
この乗車率では車内販売など売れっ子ない。
以前にあさかぜの食堂車をエルムに!とわたしは書いたが、そんなことは実現不可能だということが分かった。
このままでは夏休みにエルムの運転はなくなってしまう。
そうならない前にエルム号の運転意義について考えてみたい。
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